容姿・経歴・その他メモ

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【概要】
元はごく普通の家庭の生まれ。
生誕する前か生誕した直後なのかは定かではないが、赤子の頃からオーヴァードとして覚醒していた。
そして物心付かない状態のまま、暴走したその力で両親とその周辺を圧壊させた。
とあるUGNエージェントにて回収された後、UGNがチルドレン達のカヴァーリングとして使用している孤児院へと引き取られた。
幼い頃はUGNで生まれたUGNチルドレンだと教えられ育ち、自らはUGNのためにあると考え、エージェントたちを親兄弟のように慕っていた。
ところがひょんなことで自身が一般人の両親から生まれ、自身がその両親を殺してしまったことを知ってしまう。
事実を知った彼女はショックを受け、暴走し、自殺を試みた。
しかしとあるエージェントが「君はたしかに両親に愛されて生まれてきた」「両親は君に生きてもらうために君を産んだ」と説得する。
自身が親から貰った名前の意味、そして倒壊した家から回収された数少ない本当の両親の写真、両親からの最初で最後のプレゼントであるぬいぐるみ、出産にあたっての両親の手記を受け取り涙する。
生きる理由はまだ模索している途中だが、両親のためにも当面は生まれたその運命を享受すると決める。
しかし「死んで両親のもとへ行きたい」という感情はまだ消えておらず、ふとした瞬間にその片鱗を見せる。死は救済だと考えている節がある。

その出自から相反して、普段の彼女自身は明るい。ごく普通の少女、といった印象を受ける。
無邪気で純粋無垢。両親の形見であるぬいぐるみをいつも持ち歩いている。

【能力】
重力、電磁力とそれに付属する引力・斥力を操作する。よっておよそエネルギーと呼べるもの全般と、時間・空間を操ることが可能。
バロールの周辺に発現する「魔眼」と呼ばれる球体は、彼女の場合は能力発動時に頭上に惑星のように発現するほか、小さな粒となりその周辺に雨のように降り注いでいる。
地に落ちた魔眼は更に目に見えないほどごく小さな粒となり、そして水蒸気のように上昇し、また雨となり降り注ぐ。
その『雨』の周りに電気が放出される様はまるで嵐のようだ、とも誰かが言った。

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