容姿・経歴・その他メモ

　元ネタはアステカ神話の女神「トラルテクトリ」。
　名前の原義的には「｜大地の主《Tlaltecuhtli》」と男性神であるはずだが、豊穣の女神としての側面があるため両性具有神として扱われる。
　農耕や雨の神ともかかわりが深い反面、祭儀は戦争・人身御供を求めるという残忍さを持ち合わせる。
　魔眼を潰し流体化させて出現させた槍で体を引き裂き、臓器を取り出すことに強い執着を持つ性格からこのコードネームで呼ばれるようになった。



　彼は死にたくない。
　死にたくないけど、何もしないでは安心できない。
　だから殺す。
　自分を殺し得るものを先に殺してしまえば、安心できる。
　先に殺さない限り、安心できない。

　オーヴァードとは殺しても死なぬものだ。
　だから心臓を抉る。
　胸骨を断ち割り、動脈を断ち切り、食道を引きちぎって、心臓を抉り取って身に取り込む。
　いくら蘇生の叶う超人とはいえ、心臓をなくせば流石に手出しができない。
　何かをなくしたという実感を得るには、自分の中に取り込んでしまうのが一番だ。
　それゆえ彼は、殺した相手の心臓を抉り、喰らうことをルーチンとしている。

　案外、臓物の味というものも、慣れれば舌に馴染むものだ。




・ブラムエンハイ版。しっくりくるな……
・けどビルド的にあまりにもベターすぎてもうちょっと捻りが欲しい気持ちはある

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