容姿・経歴・その他メモ

　Y市支部長代理を務める記憶喪失の女性。曰く、支部長は千里眼を持つため、電話で的確に指示してくれる。そのため表には出ず彼女全てを一任しているとのことだ。
　オリジン:サイバーのRBと共生関係にある。彼女の所持する周辺機器にRBが潜んでいるため実態を持たず、表に出てこない支部長という形を取っている。
　「薊」の経歴は当たり障りのない内容で、オーヴァードに覚醒した際記憶喪失に陥ったと報告されている。そんな彼女は世間に疎く怖がりだが、純真無垢で心優しい女性である。




　
　その正体は過去の経歴と記憶を、自ら封印したUGNエージェント。

　覚醒した際はソラリス×ハヌマーンのクロスブリードであった。高い社会性を活かした情報収集や交渉に長け、他人の意識を操り思い通りに動かす能力を有する。
　UGNの装備開発部門に所属していたチルドレンで、そこで同僚であった無二の友人を得る。しかしその友人はFHに通じていたということで、始末されてしまった。彼女は友人がそんなことするはずがない、と名誉回復のために奔走するも証拠はほとんど失われた後であった。
　失意の中、死者が蘇るという面影島のことを聞きつける。そして足を運び、ハートレスメモリー事件へと巻き込まれてしまった。そしてトライブリードへと目覚めた。とのことだ。


　面影島の事件では当事者として。先日のアドヴェントス事件でもN市に派遣されたオーヴァードとして活躍し、その功績が讃えられめでたくY市支部の支部長に就任となった。
　しかし直接的な戦闘能力の低さ、更には面影島へ向かう前になりふり構わず証拠集めに奔走した際に敵を多く作りすぎてしまった。今のまま昇進することに対して身の危険を感じ一計を立てた。
　それは今までの経歴をすべて捨て、新しい自分を作り上げることであった。そのうえで表向きの支部長の座は別の者についてもらい、その補佐として自身が関わることで目が向かぬように装った。
　

　このような経緯で「薊」という少女は生まれ落ちたのであった。

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