彼が感染した人工知能には、200の辞書と3000の手記のデータが入っている。

＞GM
アスキーはデータであってスマホじゃない。スマホにはいってるデータがいま、人間に擬態してるから、空っぽのスマホが手元にある。そのデータに、レネゲイドウィルスが感染して、人工知能さんにアスキーというレネゲイドビーイングが人格といて確立した感じ。レネゲイドビーイングについてはそうゆう解釈をした。

褒められると何でも嬉しい。
目覚めてから3年ほどしか経っていないが、「オレは天才だから年齢とか関係ねえぞ！」と強気に構えている。

ハカセがアスキーの目を気に入ってくれてるし、本人も気に入っている。

LINEの友達は運営と『はかせ』の二人。
スマホ内にいる時、文面上ではひらがなで会話する。
人間に擬態している時は漢字を書ける。
彼の筆致は、まるでコンピューターで打ったようなゴシック体。読みやすいがちょっと不自然。

スマホから出入りする際は、画面が光ったり自分が光ったりする。
このことをマキが「とらんすふぉーむ」と言ってたのがかっこよかったので、多分それから採用している。
（ヒメノスケが言っていた「レトロボーイ」にも「ちょっとカッコイイな…」と返している。）
（カッコいいカタカナが好きなのか？）

体温は低め。
本人の感覚では、ハカセはほんの少し暖かいくらいで、マキはしっかり暖かい子供体温。

マキが傷ついてしまったことに後悔し、「互いに強くなろう」とマキと指切りの約束をする。
これは渋谷支部へ行った後の彼の行動指針にもなっている。

本気で怒ると口数が減り、殺意が湧くタイプ。

「…『努力家』か。よく、覚えておきます」
「でもオレ、ハカセと同じがいいからやっぱり天才って言い続ける。バカだとは思われたくねえし」

渋谷へ行って強くなることを決めた。
「マキと離れたら、嫌だけど…オレとマキには約束がある。それがある限り、本当に離れ離れになることはない。」
「ハカセと離れたら、ハカセが一人でどっか行っちまいそうで、いなくなりそうで……それが一番、怖い」
　

　
渋谷に行ってもマキとの約束は続いている！
戦うことを覚えたからか、割と好戦的。強くなること＝武力のように思ってる節がある。

人間への解像度がちょっとガビい。自分の感情表現が雑に豊かになっている。
「人間っておもしれえな」

前回「ハカセのもんだ」と言い切っていた彼だが、他の人から犬っぽく扱われるのは好きじゃない。

車の運転はできない。三觜の運転は荒いと思っている。
「やればできるだろうが、メンキョがねえ」

目上の人間であってもタメで話すことが多いが、特別尊敬する人物には敬語を使う。

〈他キャラへの印象など〉
マコトは誠実なヤツだと思っている。

ゆきの人間になった姿に対して好意的。
「…！　うわああ！お前も人間になるんだなっ！！」「すっげーー綺麗じゃんか！化粧？とかしてんのかっ！？」

ソウシの中にいるもう一人の誰かが、レネゲイドビーイングだと思っている。

照太が「自分の名前があまり好きじゃない」と言っていたため、苗字で「アマミズ」と呼んでいる。

出会った当初は懐疑的な気持ちもあったが、ユリニィの強さを実戦で目の当たりにし、心から尊敬するようになった。
それからは敬語を使っている。
「ユリニィすごかったぜ！オレが思ってたよりずっと強かったし！」
「オレにはハカセっつー尊敬する人がいるけど…ユリニィはまた違うところで、尊敬しなきゃいけねえ人だなって思った」
　

少し性格が落ち着いてきた。前よりも、人間を冷静に観察できるようになってきてる。
知らない人に見られると睨みつけるクセがあるが、本人は無自覚らしい。
特徴的な見た目からスカウトを受けることがあっても、一言目が「あ？」なので大抵は怖気づいてしまうだろう。

ユリニィから「エスコート」なるものを教わった。
「女性にはエスコートが大事だってユリニィから教わったから」

「アスキーさんは、自分は、どれくらい強くなったら満足すると思いますか」
「満足っていうのは一時的な感情だろ？守りたいヤツがいる限り、強くありたい気持ちが変わると思えねえな」

ヤクザのエライ人のところにいって、初めて日本家屋を目にした。
畳の踏み心地が面白かったらしい。

強くなりたい気持ちが、毒になることもあること。力を持たない人間のことも理解したいけど難しいこと。
それでも理解する必要がある。レネゲイドの力がより人間に順応できるように。