ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

“万色の帳” - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

万色の帳オーロラルドレープ

プレイヤー:暖ゴロ

やあ。余はオーロラルドレープ。誰でもない影、それがあたくしだよ」

年齢
不明
性別
女?
星座
不明
身長
142㎝
体重
不定
血液型
不明
ワークス
FHレネゲイドビーイングC
カヴァー
少女
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ウロボロス
エグザイル
HP最大値
+50=84
常備化ポイント
2
財産ポイント
0
行動値
12
戦闘移動
17
全力移動
34

経験点

消費
+30
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 別に儂を生み出すための実験じゃなかったけどね。
被験体
経験 あんな出自の割にたいしたデータもなかったんだって。
研究機関
欲望 まあ、あまり存在に目的とかない方なんだけどね。
居場所
覚醒 侵蝕値 なぜ生まれたかすらよくわからない。
無知 15
衝動 侵蝕値 殺し合い出身だからね。
闘争 16
その他の修正33ヒューマンズネイバー+異形の刻印+がらくた
侵蝕率基本値64

能力値

肉体3 感覚2 精神8 社会1
シンドローム1+2 シンドローム1+1 シンドローム2+0 シンドローム0+1
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正5 その他修正
白兵5 射撃 RC1 交渉1
回避 知覚1 意志1 調達
情報:FH1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 遺産継承者レガシー:祈りの造花 祈りの造花取得。
過去 実験体たち 遺志 恐怖 あちきは彼らじゃない。彼らはもういない。私は、わっちのはず……
ある研究員 幸福感 無関心 彼が、拙のことを見ていなかったのはわかっているよ。それでも、頭を撫でて貰ったのは初めてだったんだ

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
ヒューマンズネイバー 1 常時 自動成功 自身 至近 RB
衝動判定のダイスを+LV個。侵蝕率によるレベルアップなし。侵蝕率基本値+5
オリジン:レジェンド 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2 RB
シーン中、自身の行う【精神】を使用した判定の達成値を+[LV×2]。
インフィニティウェポン《祈りの造花》 3 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
経験点修正:-10点]
異形の刻印 5 常時 自動成功 自身 至近
自身の最大HPを[LV×5]。侵蝕率でレベルアップしない。侵蝕率基本値+3。
コンセントレイト:ウロボロス 2 メジャーアクション シンドローム 対決 2
組み合わせた判定のC値を-LV(下限値7)。
無形の影 1 メジャーアクション 効果参照 4
あらゆる判定と組み合わせられる。組み合わせた判定を【精神】で判定できる。1ラウンドに1回のみ使用可。
シャドーテンタクルス 1 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 効果参照 1
白兵攻撃の射程を10mにする。《無形の影》と組み合わせた場合は視界になる。
崩れずの群れ 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 2
ダメージロール直前に使用。行動を消費せずカバーリングを行う。1メインプロセスに1回のみ使用可能。
命のカーテン 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 4
《崩れずの群れ》直前に宣言。自身から10m離れたキャラクターにカバーリング可能。1シナリオにLV回使用可能。
レネゲイドイーター 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 4
自身がガードを行う直前に使用。その攻撃がオーヴァードによるものだった場合、そのガード中自身のガード値+[LV+1]D。

コンボ

魂沌の影

組み合わせ
《C:ウロボロス》+《無形の影》+《シャドーテンタクルス》
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
8+侵蝕B
8
5
16
100%以上
8+侵蝕B
7
5
19

影沼矛で練り上げた影を、その時最適な形で攻撃に使用する。
地を這う蛇のような影、突き出す棘のような影など。基本的には影なので地面から完全に離れることは出来ないが、影沼矛を振り上げることで影の塊を投げることは出来る。その場合影は少し飛んだ後空中で消失するが、ちゃんと戻ってきているらしい。

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
影沼矛カゲノヌボコ 白兵 〈白兵〉 0 16(19) 3 至近 《インフィニティウェポン》で作成。
影を固めた槍状の武器。これ自体で白兵戦もできるが、真価はむしろこれを地面に突き立てて影を自在に操ること。泥のような粘性を持つ影をかき混ぜて練ることで攻撃や防御に転用する。
影からいつでも取り出せるが、だいたいはツインテールのどちらかの中から取り出す。
なお、この名前は日本神話に由来するが本人がつけたものではなく、気づいたら研究者が付けていた名前。
防具常備化経験点種別行動ドッジ装甲値解説
祈りの造花 防具 0 0 8 《インフィニティウェポン》を3LVで取得。

オーロラルドレープは、その体そのものが遺産に近い性質を持つ。ゆえに、石のバラを有しているというよりは「"オーロラルドレープ"という祈りの造花の亜種」ともいえる。
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
死体漁りグレイブディガー 5 エンブレム/一般 本来取得できないワークスだが、特例により取得。
"濃縮体"取得。
事実、彼女の持つ濃縮体としての特性は死体から得たものである。というより、彼女そのものが死体の山から這い出たモノだ。
濃縮体エンリッチト 15 エンブレム/一般 《異形の刻印》選択。エフェクトのレベルを2倍にして扱う。最大レベルを超えてもよい。
思い出の一品 2 一般 自身の行う〈意志〉判定の達成値+1。
いつもつけている、真っ白なカチューシャ。
VV2薬液注射装置 その他 対抗種の性質を持つオーヴァードから抽出された特殊な薬液を注入する機構が備え付けられた首輪、ないしは腕枷。
特定の権限を持つNPCが、これを所持するキャラクターを対象に、オートアクションで宣言できる。
これを所持するキャラクターに、「そのシーン間タイタス昇華による効果が受けられない」、「戦闘不能から回復した時、あなたに10D10のHPダメージを与える」状態を付与した後、対象の現在HP分のダメージを与える。このダメージはあらゆるエフェクト、アイテム、装甲値やガードによって軽減出来ない。
がらくたギアストレイジ エンブレム/その他 あなたが通常のロットでは半ば使い物にならないような、特殊な強化改造を施されているということを示すエンブレム。 あなたは著しく短い、使い捨ての商品としての寿命と引き換えにその能力を手に入れた。
取得時に任意の【能力値】を選択し、選択した【能力値】を2〜10までの任意の数+する。
こうして上昇させた能力値1につき、あなたの侵蝕率基本値に+5する。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 10 130 20 0 160 0/160
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

超ざっくり言うと

一人称ぐちゃぐちゃまっくろガール。

サンプルセリフ

「"オーロラルドレープ"だよ。ラルドとか、らるちゃんって呼ぶといいんじゃないかな」

「僕は小難しいこととかよくわからないな。あっしにできるのは影を操ることだけだから」

「おぅい、そこの君。身共のヘアゴム知らないかな。水浴びでほどいたあと見つからなくて……このままじゃ俺、真っ黒なモップとして生きていくことになるよ」

人物

一人称:常に変動
二人称:常に変動
好きなもの:黒いもの
嫌いなもの:他者が誰もいない状況
趣味:人間観察
利き手:両利き
万色の帳、と呼ばれるレネゲイドビーイング。"がらくた"ランク41。
殺し合いの果てに生まれた、誰でもない誰か。1000人のオーヴァードを使用した濃縮体実験の産物であり、その影響か一人称や二人称がバラバラ。
どういうことかというと、同じ文の中であろうと「私」「僕」「俺」「儂」、「君」「あなた」「お前」などが混在し、一切安定しない。
これは本人にも一切制御ができない。「わたし」などの単語を意識的に発話することは可能だが、一人称や二人称としての機能を持つ会話内での使用では必ずランダム化する。唯一の例外が自分の名前であり、うっかり変な一人称が出てしまわないように意識するときは「オーロラルドレープ」を一人称の代わりに用いる。二人称はどうにもならないので、真面目な場面でも急に「おぬし」とか言い出す。
なお、1000人の殺し合いから生まれてこそいるが、別に死体を練り合わせたとか1000人分の力を持つとかそういうことではない。
殺し合いで濃縮されたレネゲイドそのものが意識を持ったのが彼女である。しかもその大半は、卵の殻のように誕生時に散って消えてしまった。1000倍濃縮レネゲイドを持つのは事実だが、全て混ざり合ってしまい原型を失っている上に出力は通常のオーヴァードとあまり変わらない。

容姿

墨のように真っ黒な長髪をふたつにまとめている。この髪は結んでいても地面につくほど長く、いくら経ってもこれ以上伸びない。切ってもすぐ戻る。
黒目と白目は反転している。顔はかなり整っているが、本人いわく「無数の人間の顔の平均値をとると、それなりの美人になるって噂があるらしいし多分それだよ」とのこと。
服装もモノクロを好み、色鮮やかなものを身に着けることはほぼない。左目の下に泣きぼくろがあり、黒ピアスもしている。

性格

「~だよ」という語尾が特徴的な少女。少し中性的だが、おおむね少女といっていい人格。
どこかぼんやりしていてすっとぼけたところがあり、天然で変なことを言う。
戦闘時にはぼんやりしたところはそのまま、無機質で冷徹な面が顔を出す。
濃縮体実験において、あまりにも多い人数で実験が行われたために生まれてしまったレネゲイドビーイングであり、大勢のオーヴァードの魂の残滓によって構成されている。
そうした経緯から勘違いされがちだが、多重人格ではない。オーロラルドレープは独りである。
それは実験体のどれとも異なる自我を有している。
例えば、1000の色を全て同量ごちゃ混ぜにしたとしたら。そこに生まれるのは鮮やかな虹でも汚らしいマーブルでもない。ただ一色の漆黒だ。
その黒がオーロラルドレープという人格である。ごく稀に実験体が有していた記憶の一部を思い出すことはあるが、人格が変わったりすることはない。もはや取り込まれた魂たちはミキサーにかけられたようにすり潰されており、原型など欠片も残っていないからだ。思い出す記憶も、おそらく他人の物とごちゃ混ぜになっており整合性がないことの方が多い。
しかしオーロラルドレープ本人は、自分の中に蠢く無数の魂の残滓をうっすらと知覚している。自分という存在が彼らの集合体でありながら誰でもない、ということをとても不安定に感じており、いつかオーロラルドレープとしての自我は消えてしまうのではないかと思っている。ひとりでいると自分の中の誰かの声が聞こえる気がして、誰かが傍にいないと不安になる。
無論、幻聴だ。擦り潰された上に大半が消失した実験体たちの魂に、声を上げるほどの意思も力もない。

戦闘

戦闘におけるオーロラルドレープは、漆黒の影を行使する。地面についた髪と同化した影はオーロラルドレープの思うままに動き、泥のような塊と化して攻防に利用される。この影はオーロラルドレープの体の一部であり、こちらにも数多のオーヴァードの魂の残滓が詰まっている。それゆえのウロボロスシンドロームだが、他のシンドロームのエフェクトを行使することは苦手。他のシンドロームの因子も持つが、あまりにも多量かつ分解されているためにうまく扱えないらしい。ゆえにただ影を操る力としてのみ利用している。
濃縮体特有の高い生命力を活かし、影を壁にして他者を守ることもある。

経歴

数年前。複数のFHセル合同で、ある実験が行われた。多くのオーヴァードを殺し合わせてレネゲイドを濃縮し強力なオーヴァードを生み出す、いわゆる濃縮体実験だ。だが、この時は規模が違った。単に強力なオーヴァードを作るというより、「レネゲイドはどこまで濃縮が可能なのか」という、レネゲイドの限界を試すための実験だった。
そのため、各セルが拉致、洗脳、人身売買、クローニングなどで揃えた大勢の「使い捨てていいオーヴァード」を用い、最大規模の濃縮体実験が開始された。その人数はおよそ1000人だったという。
あらゆる倫理に許容されない、最悪の実験。その結果もまた、惨たらしいものだった。
残ったのは死体の山だけ。…………生存者、なし。相討ちや自死によって、濃縮の果てが存在しなくなってしまった。
研究員たちが悲観に暮れていると、死体の山が蠢いた。そして、漆黒の少女がその中から立ち上がった。
成功していたのかと喜ぶ研究員だが、すぐに違和感を覚える。"あんな奴、いたか?"
複数セルにまたがっていたこともあり、彼らも全ての実験体を把握できているわけではない。しかし、どのセルの誰に聞いてもあんな奴はいなかったと言うのだ。
少女は大人しく、無抵抗だった。そのためすんなりとその体を検査することができたが、検査結果は異常だった。
この少女の遺伝子は実験体1000人のどれとも全く異なる。そもそも、人間ではない。濃縮されすぎたレネゲイドが行き場を失った結果、偶発的にレネゲイドビーイングに覚醒したものだと結論付けられた。
だが、その少女は1000人のレネゲイドを濃縮されたにしては大した力を持っていなかった。生命力はせいぜい通常の四倍あるかないか程度。素体となるオーヴァードが居ないぶん、存在を保つのにもレネゲイドを使っているとしたって弱すぎる。
研究員たちは、少女の誕生時に濃縮されたレネゲイドのほとんどは卵の殻のように散ってしまい、少女の中に残ったレネゲイドはごく一部だったと結論付けた。一度混ざり切ってから誕生したため、少女の持つレネゲイドの中に実験体の要素はごく薄まっていた。
余りに奇特な事態であるためにデータを取り、幾度か検査や実験を重ねたが、"オーロラルドレープ"と名付けられたその少女にはそれ以上の特異性がなかった。言語能力に珍妙な欠陥を抱えている以外は人格の破綻すらなかった。
彼女のデータから、大人数の濃縮体実験においてこのようなエラーを再発させない方法は判明した。それ自体はFHとして見れば偉業だったが、それまで。こうなるともはや、オーロラルドレープは不要だった。
強いことは強いが、1000人使ったにしては弱い。これ以上有用なデータも取れない。元々実用性よりレネゲイド探究寄りの目的で行われた濃縮体実験とはいえ、大失敗で大損といえる。
そうして厄介者扱いされたオーロラルドレープは売り払われ、いくつかの所有者を渡り歩いた末にクォータリングに至った。
不要物としてたらいまわしにされたのは結構辛かったらしく、クォータリングでそれなりに長い時間働けていることは喜ばしく思っており不満もあまりない。

思い出の一品について

白いカチューシャ。漆黒を好む彼女の装身具でほぼ唯一と言っていい例外。FHの研究施設にいた頃、ある研究員から貰ったもの。さして優秀でもなく、かといって度を越した無能でもない男だった。彼は半ば強制的に娘を濃縮体実験に使われて精神を病み、オーロラルドレープを娘と思い込んでいた。「おまえの髪は私に似てダークブロンドだからね、このカチューシャが似合うだろう」とうわごとを言いながら真っ黒な髪を撫でる男を、彼女はただ見上げていた。男はその後、オーロラルドレープが他所へ売られる際に激しく抵抗したため射殺された。
もう男の顔も覚えていないが、なんとなくそのカチューシャは手放す気にならなかった。誰かの代わりであっても、自分に無償の愛を初めて注いでくれた相手だったからか。それとも、ごく僅かだが確実に有している、本当の彼の娘の魂の残滓がそうさせるのか。彼女自身にもわからない。
「…………まあ、黒髪に黒いカチューシャをつけたってしょうがないからね。ここくらいは白でもいいかなって、あたしは思うよ」

余談

時折「らるちゃん」というあだ名で自分を呼ぶように提案する。これは、かつてクォータリングにいたある少女からつけてもらったお気に入りの名前であるらしい。すごく仲が良かったわけではないが、何度か仕事を共にしたしすれ違えば笑顔を交わすような友人だった。
……ごく最近、彼女が仲間たちとクォータリングを脱出したという噂を聞いた。
「ウチはこの船にいられるだけで幸せだけど、きっとあの子の幸せはここじゃなかったんだろうね。寂しいけど、どうか幸せに生きていて欲しいよ」

 

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 30

チャットパレット