設定

･経歴
　『極月組』と呼ばれた反社組織の組長の一人娘。いわゆる『お嬢』という存在である。
　幼少期は自身の親の仕事も知らずに、組員からも愛されながら育っていた。
　自分の世界が変わったのは12歳の頃。一番仲のよかった友達が1年ぐらい前から段々やせ細っていき、やがて行方不明になってしまった。少女なりに調べた結果、それが自身の親であり家族であった、『極月組』のせいであり、『極月組』の行いを知る。

　『極月組』は身内には優しく、硬い絆で結ばれている組織であった。しかし、それ以外には厳しく、そして残虐であった。闇金は基本とし、薬物の売買、人身売買にまで手を出していた。
　自分が信じていた家族の裏の顔とも言えるものを知り、彼女は激しく怒り、そして嫌悪した。その『家族の絆』を嫌悪した。その衝動は彼女をオーヴァードに覚醒させるには充分であった。

　その目覚めた力で、彼女は自身の家族であったものを全員殺害した。その怒りのままに、そして嫌悪のままに、それらを殺し尽くした。その姿を見られたことで、赫眼の斬鬼という噂話が広まることとなった。
　『極月組』殲滅後、行く当てもなく指名手配されるところを拾ったのがUGNであり、事件をもみ消してもらい、その代償としてUGNエージェントとして活動することとなった。

　その出自と経緯故、仲間と打ち解けようとはせず、基本的には仕事上の仲間、ぐらいで接する。また、敵の友情や、仲間意識などを見ると嫌悪感を示し、叩き潰そうとする。それはそれらがかつての『極月組』の家族愛を彷彿とさせるためである。

･オーヴァードとしての能力
　幼い頃から剣術を教えられ、鍛えられていたため剣術が得意である。
　その才能は幼い頃から大会で優勝しているほどであり、飛びぬけている。
　『』という流派のものであり、それを独自に改良したものを使っている。

　それを活かすようにレネゲイドが進化したためか、エグザイル/ハヌマーンのシンドロームに覚醒しており、ハヌマーンの振動による装甲の絶対切断、そしてエグザイルの能力による身体制御、操作による人外的な耐久力を利用した戦闘方法をとる。

　剣術と合わせた一番得意な戦術が他者の護衛というのは、彼女にとっては皮肉なことである。

･彼女という個人

基本情報

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