元ストリートチルドレンであり、親の顔も名前も知らない。自分の名前すらない。
同じような子供と集団で暮らしており、盗品や残飯を漁って凌ぐ日々だったが、ある日瀕死の男が路上にやって来た。
駄賃をやるから匿えという男を集団で殴り殺した。
限界だった。男の死体すら肉にしか見えなかった。
男の死体を切り取り焼いて食った後、気が付くと体から骨が刃のように飛び出していて、男も周囲の子供もすべて切り裂いていた。
それらもすべて口に入れて食っていた。
食っても食っても腹が満たされないので、怯えて逃げる他の路上生活者も全員殺して食った。
食えるものがなくなったので、余所へ行くことにした。

オーヴァードという言葉すら知らぬまま殺しで金品を奪う生活をしていると、FHから接触があった。
より強い力を使えるようにしてやると言われ実験を受けた。
体にワイヤーを入れて色々できるようになったが、束縛されるのは気にくわなかったためさっさと逃げて余所へ行った。
どうやら実験ができたことに満足だったのか、追われることはなかった。

誰も自分を知らない土地を渡り歩いて、たまに誰かを殺せだの言ってくる連中の言うことを聞いて金をもらう生活をしていたら殺し屋と呼ばれるようになった。
暴食(グラトニー)だのと呼ばれたが響きが気に入らないのでグラッドと名乗ることにした。こっちのがマシだ。
そしたら今度は笑う殺し屋だのなんだのと言われ出したが、もうどっちでもいい。
オレは自分がやりてえことをやるだけだ。

Ｓグリモワール：☆Ｐ執着　　/　Ｎ恥辱
・元最強の死神：☆Ｐ好奇心　/　Ｎ無関心
・アルヴィン　：☆Ｐうまそう/　Ｎ金に汚い
・血に汚れた私：　Ｐ依頼人　/☆Ｎ胡散臭い
・朽ちた栄光　：☆Ｐうまそう/　Ｎ酒カス
※時空傘下　　：☆Ｐうまそう/　Ｎ定時……？※ﾀｲﾀｽ