容姿・経歴・その他メモ

君はＮ市公立高校に通う高校生であり、ＵＧＮに協力しているイリーガルである。噂好きな友人で幼馴染の真凪怜は最近発生している連続不審死についての噂を話していた。曰く、死者を見た人は死ぬという荒唐無稽な話である。そんな会話の中、ワーディングが発生する。しかし隣にいる真凪怜は意識を失わずにその場に立ち尽くしている。その目は虚ろな目をしており、真凪怜はかつて共に過ごしたペットの名を呼ぶと走り去っていく。君が追いかけると橋から真凪怜は橋から身を投げようとしていた。君は真凪怜を助けなければとオーヴァードとしての力を奮うことになる。

うちの家族は変わっている。
駆け落ちして、離婚して。そんなだから親類ともかなり疎遠となった。
小さい頃には車に轢かれて重傷を負ったらしいが、どうやら驚異的な生命力を見せて俺は無事だったらしい。
その少し後からだろうか。
俺は母子家庭ということもあり、所謂「おもちゃを買ってもらえない家庭」だった。
友人に見せびらかされるゲームやおもちゃ。やはり子供心には耐えられなかったんだろう。
つい駄々を捏ね、母から叱られるというよくある流れだった。
自宅に帰り着く頃、俺の手元にはその小さなおもちゃが握られていた。
母は驚き、店に戻って謝罪をしてお金を支払った。その後酷く叱られるかと思いきや、満足させてあげられなくてごめんねと言われた。
それからだ。欲しいおもちゃはしっかりと考えれば精巧に作れるようになった。
皆と遊ぶ時には人気者にはなれたし、壊れてもまた作ればよかった。
しかし、そんな時だ。公園で1人残っておもちゃを隠し、作っているところを谷さんに見られてしまった。
まだまだガキの時の話だ。
それからは谷さんにいろいろ教えてもらって、UGNとかいうとこも紹介されたが、
俺はまだ母さんに恩を返せていない。苦労させてばかりだ。
頼まれれば手伝う事はするが、俺の居場所は日常にある。

学校生活も楽しく過ごしている。
ガキの頃のように、見せびらかす事はしなくなったが、周りからは良い人間として見られたい。
人間の性だろうか。
頼まれればそれは”鞄の中にある事にして”取り出せば良いのだ。
学校では四次元ポケットやドラえもんと妙なあだ名をつけられてしまったが、まぁ都合よく利用して利用されよう。

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