容姿・経歴・その他メモ

履歴

Dort wo man Bücher verbrennt, verbrennt man auch am Ende Menschen.

　かつてUGNの研究機関に所属していた情報処理のエキスパート。記憶操作や知識制御に関する高度な研究に従事していた。
　若くして頭角を現し、UGN内部でも特異な存在として一目置かれていたが、ある日、機密区画にて“存在しないはずの書物”を発見する。それは、いかなる記録媒体にも記載がなく、誰の管理下にも置かれていない謎の書物だった。その内容に触れた瞬間、彼女は転機を迎える。そこに記されていたのは、UGNが長年にわたり秘匿してきた危険情報の集合体。
　“すべてを知ってしまった”ことで、彼女は精神的崩壊寸前の衝撃を受ける。そして、「知ることは罪であり、人間の限界を超える知識は焼かれるべきである」という信念に至った。
　UGN内では彼女の異常を察知し、隔離および観察対象とする動きが始まっていたが、それを察した彼女は、研究施設の一部を焼却。関係者の記憶処理を施した上で離脱し、自らの痕跡を抹消しながら姿を消した。

　その後、フリーのエージェントとして活動していたところをFHに接触される。
　FHの破壊的思想には共感していないが、自らの信念――すなわち「危険な知識の物理的・記憶的抹消による救済」を実行する場として、FHを選択。現在は ｜Veritaspyra《ヴェリタスピュラ》（通称：焚真会）と呼ばれるセルを主宰し、UGNや政府、研究機関が保有する危険情報の回収・焼却を行っている。FH内部では、その冷徹な判断力と情報管理能力により一定の信頼を得ているが、FHそのものへの帰属意識はほとんどなく、あくまで“道具”として利用しているに過ぎない。

戦闘スタイル

相手の記憶や情報を本として具現化し、それを灼熱の業火で焼却する。
焼かれた記憶は、一時的な記憶や知識の欠落として現れる。

その他の設定

誕生日：

口調：一人称「私」/ 二人称「貴方」
冷静、ただし傲慢。感情を表に出すようなことは滅多にない。あるのは冷たい慈悲だけ。

セッション履歴