容姿・経歴・その他メモ

某市UGN名誉支部長。実質無職。ぼちぼちおじさん扱いを言い返せない。
淀んだ目をしたチンピラ。遠目にも明らかに分厚い筋骨隆々とした肉体の持ち主。
ふてぶてしい野卑で兇猛な言動に、暴力の気配を隠さず漂わせた正に凶漢。
ただ、そうした危険な雰囲気をわざと人に見せつけている節もあり、周りに人がいない時は大抵、何事かを考え込むような無表情になる。

支部長とは名ばかりで、普段は働きもせず博打に負けたりチンピラをいじめたりしているロクデナシ。
かつてはUGNのエージェントとして多くの功績を修め、FHを代表とする反動勢力との最前線で、戦友と共に英雄と讃えられる人物だった。
しかし数年前の任務に於いて、長年連れだった戦友を失い、自身も瀕死の重傷を負う。
"内臓を巻き散らしながら戦っていた"とも証言されるその戦いぶりで敵を仕留め、英雄として讃えられるものの、代償は大きく、オーヴァードとしての再生能力を以てしてすら治癒できない傷を背負う。
長時間の任務が困難な身体となった彼を、上層部は彼に支部長という職責を与えて前線から引き離した。
それは確かに戦えなくなった戦士に対する温情であったのだが、前線で死ぬことを望んでいた彼は憤り、ひねくれ、腐り、現在に至っている。

Rラボの高木望は昔馴染みであり、亡くなった戦友の妻であり、かつて筆舌に尽くしがたい感情を抱きつつも胸に仕舞った。
今でも頭が上がらない相手。

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