容姿・経歴・その他メモ

どこにでもいる普通の少年。
家族構成は考古学者の両親に年の離れた弟で家族仲は良好。
物静かで大人しく、一人で読書をしていることが多い。
趣味は古書集めで、休日には古本屋巡りをしながら弟を遊びに連れて相手をしている。
穏やかで平穏な生活を日々謳歌していた。

邪神崇拝教団の事件に巻き込まれたその日までは。

事の発端は両親が手に入れた魔導書で、それを邪教崇拝教団が強奪。
加えて家族を儀式の生贄にされる。
謎の人物ら（オーヴァード達）により弟と共に救助されたが両親は死亡。
天涯孤独の身となった為、その後は叔父夫婦のもとで暮らすこととなる。
叔父夫婦との生活の中で心の傷が癒えかけてきた時、今度は弟と共にジャーム事件に巻き込まれる。
この事件で弟はジャームと特殊犯罪調査室実働部隊“第零機動捜査隊”の戦闘に巻き込まれて死亡。
さらに部隊の指示をしていた三室戸美月に必要な犠牲だと切り捨てられた上での死亡。

上記のように数年で大切な家族を不条理な出来事で失ったが、今は実の家族のように接してくれる叔父夫婦のおかげで何とか精神の均衡を保っていた。
しかし叔父夫婦の仕事の都合でC市へ引っ越して数日後、転機は訪れる。
偶然見かけたのは弟が死亡した事件にかかわりのある三室戸美月。
彼女が路地裏に入っていくのを見かけ、追いかけるとそこでは三室戸美月とジャームが交戦していた。
交戦の最中、ジャームが誠に気が付き一瞬のスキを見せた瞬間に三室戸美月はジャームを殺害する。
誠を巻き込んで。
ジャームの死亡を確認すると、そのまま立ち去る三室戸。
こんなところで、こんなにあっけなく、何にも自分の意志がまかり通らない現実の中、死にたくない。
心の底から強く思った瞬間、彼は復活したのだった。
白い仮面を被ったような頭部に人とも獣とも取れない二足歩行の異形、節くれだった爪のような枝の様などこか鍵のようにも見える両腕の怪物となって。

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