容姿・経歴・その他メモ

略歴

元剣道部員の高校生。
実家が剣道場を営んでいる影響で幼少時から剣道に励んでおり、全中剣道の個人戦で優勝を果たしたことから将来を嘱望されていた。
しかし高校進学前の最後の登校日にバス事故に巻き込まれ、右足を折ってしまう。
一時期は杖が手放せないほどの後遺症が残っていたものの、幸いにも手術は成功したため現在では介助などがなくても立って歩くことはできる。しかしどうしても引きずるような格好になってしまう上、負荷をかけすぎると鋭い痛みが走るため、剣道をあきらめることを余儀なくされた。

医師にそう告げられた際、クロウはあっさりとそれを受け入れ、また周囲にも「どうせ高校進学を機にやめるつもりだった」と嘯いていた。それ自体は本当の話ではあったものの、自分で選んでやめることとやめる以外の選択肢がないのとでは全く違う話であり、心の底では剣道への未練が捨てきれていない。
夜半、家族が寝静まってからの素振りや打ち込みはもはや日課と化しており、家族に見て見ぬふりをされていることに気付きつつもやめられないでいる。

父親が道場主兼地域の顔役のようなものをやっている影響で老若男女問わずに顔が広く、その交友関係の中にはあまり素行のよろしくないタイプの人間も少ないながらにいる。昔から彼らの中でトラブルがあった際にそれをとりなすようにふるまうことが多かったため、剣道をやめた現在でも「何か困ったことがあったら常磐に相談しろ」という風潮が存在する。

能力:インパクトの拡大

素手含め、手に持った器物によって対象に与えた衝撃を面状に拡大する。
性質上、鈍器よりも接地面が小さく、圧力が大きくなる刃物との相性がよく、能力を用いた斬撃ではまるで無理やり千切り、抉ったかのような荒々しい傷跡が出来る。

セッション履歴