容姿・経歴・その他メモ

常に気難しげに眉を顰め、他者と関わることを好まない態度をとる。…くせに根っこのお人好しを隠しきれず、なんだかんだと面倒を見てしまう男。

三行説明
・覚醒時にうっかり犯人殺しちゃったよ
・原因が原因だから、事故ということになったよ
・真実を知らない周囲からの優しさに耐えきれず病んで休職中だよ


家族によく愛されて過ごし、職場では良き仲間を得て、素直ではないけれど平和を好み、良き人々を助けることに僅かな躊躇いもない。
男は、そんな刑事『だった』
とある事件。
犯人は人質を取り、紫苑は1人で武器を奪われて対峙していた。
人質の病弱な少女を一刻も早く助けたいという想いは、力を呼び起こし、悲劇を招くこととなる。
オーヴァードに覚醒した彼は、意図せず犯人の命を奪ってしまったのだ。
武器無く起きた射殺は隠蔽され、彼の行動は『無かったこと』にされた。
「違う、俺が殺したんだ」
そんな言葉を吐く彼に、同調し責める人は一人もいない。
真実と現実の乖離は、男を苦しめた。
けれど、救いがあるとしたら、彼が守りたかった人質の少女。彼女が今も無事であることだろう。

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