容姿・経歴・その他メモ

M市支部レネゲイドビーイング対策部門に所属するエージェント。
UGNチルドレンとして保護されたが、特殊な経緯でオーヴァードになり扱いに困ったため、半ば押し付けられる形でM市支部預かりとなった。
現在はM市支部のチルドレンとして若葉雛樹の下で働いている。

一見クールな印象を受け、振る舞いや所作の淑としたものがある。
しかし、少し変わっているところがあり、自分は闇の朱雀に見初められた者であると本気で信じている。
普段の言動もそれに準じた物で、所謂『中二病』と言われる物を患っているようだ。
変わった発言を繰り返しつつも、クールで気取った雰囲気を取りたがる傾向がある。
本来の彼女は、少し他人と接するのに臆病な部分がある優しい少女であり、仲がいい支部員によると、少し天然で抜けているところがある様子。
趣味は雰囲気のある小物集めで、よく使用する物から飾って鑑賞する物までたくさん集めている所をよく見かける。

彼女がオーヴァードとなったことには前述の通り特殊な経緯がある。
彼女は、中学生の時にふとしたきっかけからいじめを受けてた。
その中で特にひどい扱いを受けた際にレネゲイドの力に覚醒、勝手に開いた無月の門から闇の朱雀が降臨し、彼女をいじめていた者達に大やけどを負わせる事件を起こした。
その事件を感知したUGNによって彼女は確保されるが、UGNが彼女を調べた所、一つの問題が見つかる。
それは、彼女自身が能力を使用しているわけではなく、厳密には彼女の持つ『所持品』一つ一つすべてがレネゲイドビーイングとして覚醒、その集合知によって力がもたらされていることが判明した。

彼女曰く、それらは彼女が『魔道具』と呼び集めてきた小物たちであり、彼女が魔力を感じるとして集めてきた物品すべてがレネゲイドウイルスに感染していた。
傘、ティーカップ、裁ちばさみ、本、薬ビンや、大きい物では鏡台や絵画なども存在しており、その種類は多岐にわたる。
それらすべてがひどい境遇にあった彼女を護るという一つの意志の下に覚醒、特定の配置を組むことで『無月の門』と呼ばれる魔法陣を展開、そこから朱雀と見られる黒い大きな鳥型の生命体を呼び出すという現象を確認している。
彼女はこれを自身が集めた『魔道具』に眠る魔力を自身が操っていると考えているようで、レネゲイドビーイング側との意思疎通は行っていないようだ。


インスピレーション元：
デュエルマスターズより『卍 デ・スザーク 卍』

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