“アンフィスバエナ”村雨 笑美
プレイヤー:春巻き
- 年齢
- 18
- 性別
- 男
- 星座
- 身長
- 179cm
- 体重
- 58
- 血液型
- ワークス
- ヒーローB
- カヴァー
- 新人ヒーロー
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- ソラリス
- HP最大値
- 24
- 常備化ポイント
- 18
- 財産ポイント
- 0
- 行動値
- 4
- 戦闘移動
- 9
- 全力移動
- 18
経験点
- 消費
- +236
- 未使用
- 28
ライフパス
出自 | /親は軽犯罪者 | |
---|---|---|
ヴィランの子 | ||
経験 | /能力と親の来歴で不利益をこうむった | |
トラウマ | ||
邂逅 | /一人で出来ない事だらけなので沢山ある | |
借り | ||
覚醒 | 侵蝕値 | |
命令 | 15 | |
衝動 | 侵蝕値 | |
加虐 | 15 | |
侵蝕率基本値 | 30 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 1 | 精神 | 2 | 社会 | 6 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 0×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 3×2 |
ワークス | ワークス | 1 | ワークス | ワークス | |||
成長 | 1 | 成長 | 成長 | 成長 | |||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | 1 | RC | 1 | 交渉 | 6 | |
回避 | 知覚 | 1 | 意志 | 調達 | 3 | ||
情報:ヒーロー | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 超血統 | ― | 《活性の霧》の最大Lv+2/現在Lv+1 | ||||
固定 | 母親 | 同情 | / | 憐憫 | |||
固定 | オリジン | 遺志 | / | 劣等感 | 「――俺はまだ、笑えてるか?」 | ||
シナリオ | パラディン | 誠意 | / | 隔意 | |||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | ||||||||
ワーディング | 1 | ||||||||
活性の霧 | 9 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 3 | ||
R間:対象の攻撃力+[Lv*3]/ドッジダイス-2個[経験点修正:-5点] | |||||||||
アクセル | 7 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 1 | ||
R間:対象の行動値+[Lv*2] | |||||||||
ラピッドファクトリー | 1 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 範囲(選択) | 至近 | 3 | リミット | |
シナリオLv回:組み合わせたエフェクトを範囲選択に変更 | |||||||||
C:ソラリス | 3 | メジャーアクション | ― | 効果参照 | ― | ― | 2 | ||
絶対の恐怖 | 7 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 対決 | ― | 視界 | 3 | ||
攻撃力:+Lvの射撃攻撃/装甲無視 | |||||||||
神の御言葉 | 6 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 対決 | ― | ― | 4 | リミット | |
《絶対の恐怖》と組み合わせ/シナリオ3回:攻撃力+[Lv*5] | |||||||||
ポイズンフォッグ | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | 範囲(選択) | 至近 | 2 | ||
シナリオLv回:組み合わせた判定の対象を範囲(選択)に変更する。 | |||||||||
レスキューアクション | 1 | ||||||||
奇跡の雫 | 1 | オートアクション | 6 | 100 | |||||
シナリオ1回:戦闘不能の対象をHP+Lv*5で復活させる | |||||||||
覚醒の秘薬 | 1 | イニシアチブ | 2D10 | 120 | |||||
コンボ
過剰活性
- 組み合わせ
- 《活性の霧》+《アクセル》
- タイミング
- セットアッププロセス
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- +3+1
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- +27
- 100%以上
- +30
○ラウンド間効果持続:行動値+[Lv*2]
弱攻撃
- 組み合わせ
- 《C:ソラリス》+《絶対の恐怖》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 交渉
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 5+2
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 6+3+4+DB
- 7
- 6+3
- 7+5+27
- 100%以上
- 6+3+4+DB
- 7
- 6+3
- 8+5+30
- 6+3+4+DB
○装甲無視
※レイジングアーク使用
※アイテム修正適応値
強攻撃
- 組み合わせ
- 《C:ソラリス》+《絶対の恐怖》+《神の御言葉》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 交渉
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 9+2
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 6+3+4+DB
- 7
- 6+3
- 7+5+27+25
- 100%以上
- 6+3+4+DB
- 7
- 6+3
- 8+5+30+35
- 6+3+4+DB
○装甲無視
※シナリオ3回
※レイジングアーク使用
※アイテム修正適応値
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レイジングアーク | 20 | 白兵 | 〈白兵〉 | マイナー使用(侵蝕+2):<RC><交渉>の判定ダイス+3個/攻撃力+5個 |
防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
強化ビジネススーツ | 14 | 防具 | - | - | 3 | 【社会】の判定達成値+2 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
PS:ビサイド | 20 | エフェクト組み合わせ判定のダイス+4個 攻撃の射程を+10mする | |||
ボイスチェンジャー | 2 | <交渉>判定の達成値+1 | |||
ヒーローズクロス | 0 | 0 | バックトラック時:侵蝕率率-10 | ||
カテゴリ:ルーキー | 0 | 0 | シナリオ1回:あらゆる判定のダイス+2個 | ||
ウェポンケース | 1 | 指定「レイジングアーク」 | |||
ウェポンケース | 1 | 指定「強化ビジネススーツ」 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 16 | 272 | 40 | 0 | 338 | 28/366 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
「20XX年度版 新人ヒーローファイルNo.66『アンフィスバエナ』」
緑色の蛇が這った様な模様をした黒いロングコートと、ワイヤーを射出できる禍々しい意匠のグローブ、口元を覆うメカメカしいマスクが特徴的な姿をしているぞ!
ヒールチックな外観から繰り出される無数のワイヤーを組み合わせた攻撃によりヴィランを無力化する姿は必見だ!
目立つ事があまり好きでは無いようだからファンサービスにはあまり期待しない方が◎
パーソナル
一人称:俺
口調:基本的に悪い
性格:卑屈、理論的
好き:珈琲
嫌い:力を持って偉ぶる奴、強くて威張っている奴、弱くて何も行動しない奴、自分の能力
趣味:料理(軽食や軽めのお菓子)
今年ヒーロー育成科を卒業した新人ヒーロー。
学生時代はあまり目立った活躍も無く、インターンなどでも大きな事件の解決をしていなかったので事務所からの指名は無かった。
そのため現在は何処の事務所には所属していないので扱いはフリーランス。
基本的に目つきと口が悪いので人を近づけさせないオーラを放ってる(無自覚)
加えて積極的に他人と関係を持とうとしていなかった為友人と呼べる人間はほとんど居ないが、ガジェット開発者や情報屋などとは付き合いが多く、孤独を好んでいるわけではない。
自身が少しでも有利に立ち回れるように武器や防具の調整に余念が無く、また情報的アドバンテージを維持出来るようにヒーローやヴィランは勿論の事、地形情報などの収集にも余念がない。
過去のトラウマが原因で自身の能力が基本的に好きではなく、対策を打たれやすい為他言は極力控えている。
ヒーローらしい派手な力でも無いため 「ヴィランなら二流まで行けるかもしれねぇが、ヒーローとしちゃ三流止まりだよ」 なんて。
絡みづらい人のためのキャラクターコンセプト
【人間性】
・反骨精神と劣等感の塊のような少年
・外見と知識量に対して精神はほんの少し幼め(?)
・好き嫌いがはっきりしているが、折り合いは勝手につける。 つかなかったらどうにかする。
・本物のヒーローには隔意的な感情が強く、憧れよりも喰らいつくような気持ち。
・口が悪いのは生活環境と、反骨精神の現れ。
・趣味に関しては一人で楽しむのが常だが、振る舞うのは嫌じゃない。
・会話は結構する、口下手という訳でもないが誤解を生みやすい。
・自分の能力が基本的に好きじゃない。
【データ】
・1R目、味方全員に行動値と攻撃力を上昇させるように成長する予定です。
・基本的には高い社会補正で情報収集などをこなします。
・戦闘面でも指揮をとれる様な性格にしてますので、ボイセですがスムーズにRPを噛ませながらPLからアドバイスなど出来たらいいなとおもってます。
能力
基本能力『不可視の痛み』
術者の声を聞いた対象に精神的ストレスや恐怖感情を過剰にかける(抱かせる)事が出来る能力。
受ける効果は対象に依って異なるが、基本的には最も嫌なモノを見せる事になる。
肉親の死、トラウマの想起、大量の虫etc……
これらの効果は術者が任意に指定してかける事は難しく、試みる場合は発する声自体を工夫する必要がある(※肉親の死であれば、肉親の声で話かけるなど)
感情の欠落したヴィラン(※ジャーム)や機械類にもこの効果は及び、前者であれば記憶を有している“肉体”そのものに効果だけが作用し、後者の場合は例外的にシステムバグなどを引き起こす事が発覚している。
効果さえ発揮してしまえば術者のコンディションに関係なく対象に一定のダメージを負わせる事が出来る事が『不可視の痛み』の強みである。
しかし、効果の発動条件が「術者の声を聞く」事な為初見意外では対策が容易であることが明確な弱点となる。
弱点をカバーする為にアンフィスバエナは“ブラフ”として両手のワイヤーを使い“物理的攻撃を仕掛けている”
これ「術者の声を聞く」という発動条件を「攻撃が当たる事」だと誤認させる意味の他にも、攻撃の対処をするという動作によりアンフィスバエナの事を意識せざるおえない為“声を聞いてもらいやすい”状況を作り出しているのだ。
最も初見の相手に対してや、自身がヒーローとして認知されていないからこそ現場で通用する戦法のため、アンフィスバエナは敵の弱点を常に探り、共闘するヒーローの情報を保有し、智略をもって戦闘に望む必要がある。
PSビサイド『エファアルティス』
アンフィスバエナ(村雨 笑美)の身体に取り付いた共存型レネゲイドビーイング。
真名が『エファアルティス』なのかは不明。
強い自我がある訳ではないのか基本的に彼(?)から何かを要求してくる事は無い。
しかし、ワイヤーの自在操作には彼の所持している空間能力が必要不可欠だ。
またヒーロー名の『アンフィスバエナ』は頭が二つある架空の蛇の名に由来する。
これは『村雨 笑美』と『エファアルティス』という一つの身体に二つの意識が存在する事を表したモノとなっている。
加えてこの架空の蛇はギリシャ神話における『メデューサ』の首から滴り落ちた血から産まれた者とする説があり、これもまた自身の出来事と重ねた由来となっている。
装備品
変声機(ボイスチェンジャー)
口を完全に覆う形で装着する事ができる多重スピーカー付きの変声機。
可変機構が内蔵されており、閉口状態では自身が発した声を両サイドのスピーカーを通して発信する事が可能であり、開口時は口元正面に存在するマイクから指向性を一点に絞った発信が可能だ。
ヒーロー衣装(強化ビジネススーツ)
アンフィスバエナのヒーロー衣装は少し特殊な状態となっている。
というのも、PSビサイド『エファアルティス』が普段着の上に現れる事によって衣装として成立する為だ。
このヒーロー衣装はただ身を隠すための仮面としてではなく、能力を引き上げる性能も有している。
腕を這われたような蛇の模様。
色の違う二つの目を持つワイヤー内蔵グローブ。
蛇の口を模した変声機。
出自・経験・覚醒
出自:ヴィランの子
物心ついた頃には親と呼べる人間は御袋しかいなかった。
それを悲しいと思った事も不幸だと思った事も無い。
本当に不幸だと言えるのは財閥の一人息子に嫁いだ末に捨てられた箱入り娘の御袋の方だろう。
そんな御袋は俺を一生懸命育ててくれようとした、実際育ててくれた……飯も家もどう賄っていたのか知らないまま。
それは至極簡単な話で、普通の働き方なんて知らなかった箱入り娘の御袋はオーヴァードとしての力を使って非合法で金を稼いでいた。
詐欺、恐喝、薬物取引、売春は分からんが……御袋は他人の意識をどうこうする能力だったらしい。
今俺が持っている物とよく似ている。
そんな所が親子らしいなんてのは皮肉か何かなのだろうか。
まぁ、結局御袋は捕まった。
人を殺めてこそ居ないがそれなりの額だったんだろう、今尚あの人は塀の内側だ。
覚醒
能力が目覚めたのは御袋が警察組織に捕まる少し前の出来事が原因だ。
詐欺なんてしてたら恨みを買うのは当然で、どうやってか知らんが被害者たちが徒党を組んで家に押し寄せてきた。
俺も例に漏れず死ぬまで暴行を受けた。
相手さんからしたら復讐相手の子供なんて良いみせしめな訳だからな。
因果応報、そう思って諦めてた時に御袋は能力を使って無理やり俺を“覚醒”させた。
当時小学生低学年だった俺がレネゲイドを制御できるはずもなく力は暴発。
そのお陰でお相手さん方は無力化できたし、騒動を聞きつけた警察がそいつらは引き取ってくれた。
まぁ、そん時に御袋は捕まった訳なんだがな。
そんで、命だけは拾った俺はヴィランの親と同じ能力を与えられ、実質的にこの日から孤児になった。
……まぁ、覚醒した日の事はほとんど覚えてないんだが。
経験
それから先の人生が優しいはずもなかった。
学校では避けられ、引取先では厄介者扱いだ。
怖かったんだろう。
気味が悪かったんだろう。
直接的な暴力の様に可視化することが出来ないが、直接的にいつでも害をなせる能力が。
そのまま社会から爪弾きにされて、落っこちて自由なヴィランになるのは簡単だった。
だけどさ、簡単な道選んで逃げるなんてカッコ悪すぎるだろ?
世間からの重圧も、冷ややかな目も、全部全部覆してやりたくてクソみたいに勉強して、ヒーロー科に入学した。
俺という人間を認めさせたい、そんな下らない理由でヒーローを目指すなんて失格なんだろうけどな。
だから俺は本質的にはヒーローなんかじゃない。
無償の善意も、他人を救いたいなんて願いも、ヴィランに向ける感情も、なんもかんも持ち合わせて無い“偽物”なんだろう。
俺に出来る最善を選ぶ、それしかきっと出来ない。
オリジン「――俺は世界を呪い、笑うんだ」
ヒーロー科に入学してだいたい一年が経った頃の事だ。
直接戦闘や救助に長けた能力を持った同級生とのどうしようも無い実力差を見せつけられ、内心苛立ち焦っていた俺は放課後にビル群を使いワイヤー操作や空中移動を練習をするのが日課だった。
そんな独りの夜、屋上の淵に立ち今にも飛び出してしまいそうな男に出会った。
助けてやるほどの義理は無いはずだった。
自分の死に場所くらい自分で決めたら良い。
瞬間的に芽生えた善意で手を差し伸べるなんて自分勝手のお節介、そんなこと普段ならきっとしないのに──俺は飛び込むそいつの脚を止めてしまった。やや強引に。
ワイヤーでグルグルに縛り上げた後に、死ぬ瞬間の映像をたぶんそいつに見せてしまったのだ。
苦々しく笑いながら体を震わせ俺を見上げる。
そりゃそうだ、こんなの“ヒーローのやり方じゃない”
けれどそいつの口から出てきなのは“怯え”でも“罵倒”でもなく不恰好な“ありがとう”だった。
この男は学校ではイジメにあっているらしい。
ノーマルだろうとオーヴァードだろうと人間社会は大差がないなと思いながら話を聞いていると、何も解決しないから今日終わらせてしまおうと思っていたのだとか。
その時に手を出してしまった理由が分かってしまい、俺は俺自身がまた嫌いになる──こいつはたぶん、あの日の俺に似ていたんだ。
夜の屋上に吹き付ける風も穏やかになり、月明かりに照らされながらしばらく話を聞いている。
どうやらコイツは死ぬ勇気を持てなくて立ち往生していた時に俺が現れ、マジで死ぬほど怖い思いをして、こんな気持ちになるくらいならもうちょっと足掻いてみようと気が紛れたらしい。
礼を言われる様な事はしていない。
本当だ、俺は俺に重ねてしまった人間に一方的な好奇心や善意を抱き後先考えず手を出した、こんなのはお節介でただ自慰行為だろうに。
いつもなら胸の中で渦巻くだけの感情がこいつの吐露に当てられたのか口から零れた。
憐れむわけでもなく、ただ少しだけ悲しそうな顔をして、その後に不恰好な笑顔で「そのお節介で僕の命は助かったんだよ」そう、言われてしまった。
俺は、俺の能力が嫌いだ。
他人に嫌な光景を見せつけるだけの力。
非人道的だと罵られても文句の言えない代物。
それでも誰かを助けることが出来ると教えてもらって、ヒーローは一般人に救われた。
たぶんこいつの方がヒーローに向いた性格してんだろうなって笑って、結局そいつと別れたのは朝日が登った後だった。
今度は屋上以外で会おうとアドレスをもらった、実はこれが同年代とはじめてのアドレス交換だったかもしれない。
けれど、次にそいつから来た連絡は一斉送信されたそいつ自身の訃報だった。
別れてから数日後、通り魔に襲われそうになった子供を庇い、当り所が悪くそれで死んじまったらしい。
いや、通り魔なんて言い方は本物の通り魔に失礼かもしれない。
本質はもっとどうしようとなくて、通り魔と言われてるソレはただの酔っ払ったオーヴァード、しかも金持ちの子供で数日後裏口釈放だとか。
警察発表とか裁判の内容はツラツラと綺麗事が並べられて、まるで死んだ方が悪いみたいな言い草だ。
世間だってそんなもんで、勇敢と称賛するものも居れば偽善だと罵るものや、無駄死だと吐き捨てるものも居る。
盛大に笑った、そんだ馬鹿みたいに泣いたかもしれない。
流れるものが悲しいからなのか、悔しいからなのかも分からないくらいに。
俺は力を持っていて偉ぶる奴が嫌いだ。
俺は強くて威張っている奴が嫌いだ。
俺は弱くて何も行動しない奴が嫌いだ。
俺はこの不条理でどうしようもない世界が大嫌いだ。
「あいつが死んだのは俺のせいだ」
そう言ってジメジメと心を閉ざすのは簡単だった。
ただ、そんな事をして何になる? また自分を慰める日々に戻るのか?
あいつは震える足で明日を目指し、自分のしたいと思ったことをやってのけた。
世間がなんと言おうと関係はない。
誰もが馬鹿にしても、俺はお前の行為を誇りに思う。
だから、だからこそ――俺は世界を呪い、笑うんだ。
絶対に負けてやらねぇという誓いであり、運命永遠の慟哭。
どいつもこいつも諦めて見下した“弱者”の叫びと生き様を俺が全部に変わって見せつけてやろう。
不恰好だけどこれが俺の、あいつに誇れる生き方をするヒーローとしての姿だ。
キャンペーン成長メモ
■アクセルを最大まで上げて《ラピッドファクトリー》を取得する
→最低でも1R目は攻撃力+27/行動値+14を付与可能
※味方に最低一人は再行動型が居るので理論値盤面火力支援値180点想定
■《アウトレイジ》による瞬間火力の向上
※アージエフェクトとは実質併用不可(C値関連要GM確認)
■アージ《ポイゾナフューム》の取得によるBS付与
→範囲選択の為性能良好、ピュアボーナスで最大レベルでLv7邪毒21点ダメージ
※《アウトレイジ》と実質併用不可
■《奇跡の雫》の取得による《神の御言葉》補填及び味方支援
→基本火力の低さを補うこともでき、状況次第では味方にも使える
→Lv1取得で即戦力となるため優先度高
■《力の霊水》
→純粋な味方支援、LvDなので腐りづらいけど自分には使えないので微妙?
履歴
1話終了成長
・アクセルLv+2(計7)
2話作中成長
・奇跡の雫Lv1
2話終了成長
・ラピッドファクトリーLv1
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 150 | ||||
1 | 6/18-19 | #1『Devil's Alliance』 | 28 | ひづる | |
2 | 6/28-6/30 | #2『Blastic Crisis』 | 30 | ひづる | |
3 | 7/17 | #3『The Dark Knight Falling』 | 28 | ひづる |