中華マフィアの様な姿をした青年。犯罪に手を染めている訳では無く、ファッションとして好んでいるだけ。
UGNエージェントの為のカバー企業『飛鳥ホールディングス』の代表取締役社長兼O市支部支部長。
O市には飛鳥ホールディングスの本社が置かれている。業種は人材派遣、不動産販売、駐車場経営、保険代理店等。
…が、将来は名前だけの社長であり、実務は副社長以下優秀な部下に任せ、本人は支部長業務や現場での指揮に従事している。

「FHと戦って死ぬより、生きて情報持ち帰る方が大事ってね」
「高尚な理想を抱えて死ぬくらいなら、諦めて生きていく方が勝ち組に決まってんだろ」
と、朗らかに皮肉を言うタイプの男。部下に理想を強いる事は無く、現場主義、現実主義的な思考の持ち主。
とはいえ本人は好戦的な性格でもある為、ギャンブルめいた作戦が嫌いな訳ではない。
将来の個人的な思想としては「FHに消耗戦を仕掛けた所で勝ち目など無い」を信条としている為、長期的な視野での損得を考えがちではある。

親UGN派(会長派)寄りの男。派閥に属している訳では無いが、UGNと敵対しようとしている訳でも無いポジション。
直系では無いが本家に近い血筋であり、UGNと神城グループを繋ぐ一員として期待されている。
生まれが異なれば裏社会の人間になっていただろう、と本人も認めるくらいには好戦的で、UGNに協力するのは個人的な嗜好を満たせるから、という部分も大きい。その好戦性を、神城の一族として施された教育と神城という名が抑えつけている。
その分、政治的な派閥争いは好まない。出来ない訳では無いが意図してその様な争いからは身を引いている為、神城グループ内での政争では目立ったポジションにいる訳では無い。
その好戦性に違わず部隊の指揮に優れ、本人の戦闘力も高い将来はUGNの現場指揮官として高い実績を誇っている。

神城家という檻は、将来という男にとっては狭すぎるのだ。