容姿・経歴・その他メモ

「私は鍋島わん子です！　……かずこ？　いえ、ご主人様はわんことお呼びするので私はわんこなのです！」
「私は闘犬！　ご主人様の為勇ましく戦います！」
「私は愛犬！　ご主人様の為愛らしく振舞います！」
「私は忠犬！　ご主人様の為誇らしく仕え続けます！」
「もう怒りました、お腹見せたって許してあげませんから！！」
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見た目は美少女、言動は犬。

路地で捨てられていたドーベルマン、餌もなく、元のご主人を待ち続けたが来ることはなく。飢餓の中息を引き取っていった。

「ああ、見捨てられたんだ」

失意の中、目を閉じ、永い眠りに落ちる……再び目を覚ました時には、自分の姿は人間と同じようになっており、目の前には更に盛られたお肉が山盛りにあった。

「うお！？　犬が人間になってる！？」鼻歌混じりにやってきた男の人が、私を見て驚いた様子を見せる。

直感でわかった。この人が、この人こそが私の真のご主人様なのだと———―！！

以来、ことあるごとに首輪をつけることを要求してくるヤベー女。
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