4/1生まれ　高校2年生
幼い頃に両親を亡くし、山奥に住む祖父の元で暮らしていた。その影響で同年代とのコミュニケーションに慣れていない(あらぬ方向に空回りしがち)ため、周囲からはクールな変人と思われている。

物心ついたころからオーヴァードとして覚醒しているが、力を意識的に使ったことはほとんどないため制御があまり出来ていない。

↓ここからは転校してから
寂しがり屋なので、友達がたくさん欲しいとおもっている。
友達作りの一環で様々な奉仕活動を通じて親睦を深めあうことを目的とした『仲良し部』を設立し、部員を募集するが「変人が作った謎の部」というレッテルから気味悪がられている。

10年前、幼なじみである六白傷無と共にジャームと遭遇し死亡したが、賢者の石に覚醒し一命を取り留める。

しかし、その日から胸の奥にぽっかりと穴が空いたような喪失感に苛まれるようになった。
数年後、マタギである祖父の仕事を手伝っていたところ、熊を殺した瞬間に胸の穴が少しの間、塞がったような感覚を覚える。

それから、罪の意識に苛まれながらも心の穴を埋めるため、山の生き物を無差別に殺すようになるが、祖父にバレてしまい、こっぴどく殴られる。

祖父から
「殺戮衝動を抑えるためには心を強く鍛えなければならない」との言葉を受け、祖父の指導のもと様々な鍛錬をするようになった。

鍛錬の結果、殺戮衝動を抑えることができるようになり、肉体的にも精神的にも強くなった。

しかし、殺戮衝動のままに無差別に生き物を殺していた時の記憶はトラウマになっており、何かが死んだり、殺されたりすることをたとえ創作であったとしても極端に嫌っている。

唯一の肉親である祖父が老衰で死亡。
それから数日が経ったある日、祖父の遺言状を見つける。
そこには『面影島へ行け』とだけ書かれていた。

彼は祖父の遺言状に従い、面影島へと向かった。