戦闘時は常時ポロポロと涙を流し続けている。
落ちる涙は地面に当たるたびに氷の床・道を形成し続ける。
武器とかも涙から形成する。
また、声に波が形成され、当たった箇所に振動が与えられる。
振動の頂点に合わせて錨を叩きつけることで装甲を無視している。
炎の扱いは苦手。

一般的な家庭に姉と共に双子で生まれるはずだった…が両方とも死産だったらしい。
それぞれ姉には凍傷、妹には火傷跡が手の形にあったらしい。
この事象から病院内のUGNに警戒はされていたらしく、死亡が確認されてから数時間後、どちらの子供も息を吹き返した。
両者オーヴァードとなっていることが確認され、死産として扱い、UGNに引き取られた。

一般的なUGNチルドレンとして育ち、戦闘技術も磨いた。
姉は炎を、自分は氷を操るシンドロームだった。
…とはいえあまり実力も高くなく、燻っていた。言葉も発さず姉や誰かの後ろに隠れて動くような臆病者だった。

だがある秋の日からほんの少しの間、記憶がない。その間にあったことで覚えているのは3つ。
一つ、アルフレッド・J・コードウェルにどこかで姉と共に出会っていること。
二つ、姉がどこかに消えたこと。
三つ、泣けど喚けど吹雪以外に何もなかったこと。

この日を境に、オーヴァードとしての実力は著しく成長した。
がその一方で精神的な支柱を失ったことによって負の感情が激しく発露するようになった。

その後はキャスパルクに所属し、その環境下で考え、踏み出せる精神が染み付いた。
それはそれとして涙は流すし臆病だし怖い気持ちは払拭できずにいる。

キャスパルク解散後は精神的にかなり不安な状態に陥りかけたが冬羽の言葉があったおかげで無事に活動できている。
自分にできる限り、人を助ける。そんな考えはなかった。
ただ指示に従う、追従する形だった。そこに、自分の大義を持てた。

キャスパルクが終わったこと、自分は自分であると意識するために「号哭と決意(クライシス)」と、コードネームを定めた。

臆病で泣き虫。対話は比較的できるが自虐的な言葉が見え隠れすることも。
泣きながらでも普通に判断して行動に移す不気味さは内包しているかもしれない。
「自分」への自信はないが、他者のために動く自分は肯定している。

モチーフは「こうかい」。
コンボ名は船に関わるものが多い。
錨を上げる"抜錨"
津波発生時に船を沖合に避難させる"沖出し"
そして"海難"
また、武器の形も"錨"だったり、
ハヌマーンで用いる攻撃が"波"だったりする。

なぜ死による覚醒なのかというと姉が先に覚醒して自分が死んだから。

演出上だと炎はほぼ使わないかも。多分炎が怖い。
産まれる間におそらく火傷で1度死んでいるのでそれが原因かな。

涙鳥→涙を苗字・名前に使いたかった。涙鳥とは、ホトトギスのこと。
氷凪→鳥の雛、使う能力の「氷」と「風」から「凪」。

クライシス→極めて不安定な状態
クライ(号哭)→大声をあげて泣き叫ぶこと
シス(決意)→フィンランドの、「勇敢で、粘り強く、忍耐強く、諦めない姿勢と態度」のこと