容姿・経歴・その他メモ

クール＆ホットな天然のモテ男。文武両道。サッカー部に所属している。
今はUGN某支部の学生寮に住んでいるが、寮を出てひとり暮らしをすることが目下の夢。
Gは無言で倒せるタイプの男。

▽ パーソナルデータ

・好き：いちごショートケーキ
・苦手：夜遅くまで起きていること
・趣味：ゲーム

▽ 特に読まなくてもいい経歴（長い）

代々強力なサラマンダーオーヴァードとして覚醒する者が多い名家で生まれるが、その人生は決して幸福なものではなかった。
サラマンダーピュアブリードの英雄として有名だった吹雪の父・CN:氷炎皇帝(エンペラー)は、同じく高火力のオーヴァードであるキュマイラに遅れを取っているのではと苦悩していた。しかしもう自分も若くはない、これ以上力を伸ばすには限界がある。そこで自分の力を受け継いだ子どもを最強のサラマンダーに育て上げようと決意する。

しかし、長男は覚醒をせず、次男は別のシンドロームに覚醒し、長女はサラマンダーと他シンドロームのトライブリードになり、三男はクロスブリードになり。父の思い通りには行かなかった。（父がピュアブリードにこだわってるのは自分の必殺技のひとつである《結合粉砕》を使わせたいから）
５人目の子として煉獄家に生まれた吹雪は生まれた時はオーヴァードではなかったが、幼い頃から父が厳しい特訓の中で毎日「お前は私にとっての"最高傑作"になれ」と命令をされ続けていたからか、いつしか本当に父の望んだサラマンダーピュアブリードとして覚醒をした。

その後はオーヴァードとして有名になることを強要され、泣いても吐いても止まらない虐待に近い特訓が毎日毎日続いた。何度も逃げ出したいと思った。父だけでなく、助けてもくれない母や兄姉たちでさえ憎いと思ったが、一番憎いのは変わろうとしない自分だった。
しかしある日突然、父が特訓中に倒れて病院に運ばれる。内心、やっと解放されるとほっとした。しかし、病床に臥す弱々しい父の姿を見て、心にぽっかりと穴が空いたような気分になった。
母や家族と話し合った。泣きながら謝られたし、父が過去に苦悩していたことも聞いた。今後はオーヴァードとして活躍することを強要しないと言われたが、この力を、自分のように苦しんでいる者を救うために使いたいと本気で思った。家族は反対しなかった。ただ、父へ話す気にもなれなかった。

家族とは和解をしたが、一度家を出たいということも相談し、高校進学と共にUGNへ入り、そこの学生寮に住みながら高校に通っている。父は自分を白兵型として育てていたが、UGNに入ってからはRC型として特訓を重ねているのはせめてもの反抗心なのかもしれない。

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