容姿・経歴・その他メモ

りんどう　いちい
竜胆の花言葉　「正義」
櫟の花言葉　「死」

～経歴～
元々はUGNチルドレン。
キュマイラのピュアブリードとして、数々の作戦行動で戦果を挙げてきた。
当時の櫟は人狼のような戦闘形態での近接格闘が主流だった。
しかし、10歳の時にとある任務においてウロボロスと思われる敵に複数遭遇した結果全滅しその場で死亡してしまう。
その14年後、野ざらしとなっていた遺体をとある研究所に回収され、実験に利用される。
その実験の内容は「白骨化した遺体をレネゲイドの力などで完全に蘇生できるのか」というもの。
ソラリス、ブラムストーカー、オルクスなど様々なシンドロームを使い、実験を行った。
しかし結果は完全にとはいかず、脳や神経などの最低限生存が可能な臓器等が生成できただけに終わった。
研究所の面々は「また失敗に終わった」と頭を抱えた。
だが、櫟は生きていた。
人体一つには過剰ともいえる量のレネゲイドウィルス、様々なシンドロームによる蘇生補助、そして櫟本人の生存本能によって奇跡的に蘇生は成功した。
人間ではなく「レネゲイドビーイング」として蘇生したのである。
すぐに現場の人間が気付き、肉体の代わりとなる人型の機体の準備や生命維持に努めた結果、彼らの目指した目標に限りなく近い形での蘇生が成功した。
この機械と同化するタイミングで櫟はブラックドックのシンドロームを新たに開花させた。
成功もつかの間、速やかな行動をもってしても最初の判断ミスでのロスが響いた結果、櫟は感情のすべてを喪失してしまった。
そのかわりに副産物もあった。今までのすべての記憶を保持しているということである。
「全て」には「死亡してから蘇生までの期間」の記憶も含まれていた。
死後の世界。それは誰もが見ようとしても見ることがかなわず、空想するしかなかったものである。
早速研究者はインタビューを行った。身の上や、どこまで覚えているのかなどを。
櫟はインタビューの代わりに世界情勢、そしてこの研究所が何を行っているのかを探った。
研究所では過去存在した「仮面ライダー」と呼称されるレネゲイドウィルスなしで超人的な力を獲得し、ヒーローのように活躍した者たちの使用したデバイスを研究し量産しているという。他の研究としてオカルトのようなものもあるという。その一つが「死者蘇生」である。
このような話を聞いたくらいで櫟は彼らに「死」の記憶を話した。
しかし、その「記憶」は彼らの期待とは大きく異なり、そしてすぐに絶望することとなった。
事実なのかどうか確認したくても確認するには死ななければならない。しかし、「記憶」が本当だったら？
その恐怖で研究所はパニックになった。
そして研究所は二つに分かれた。櫟を処分する派閥と、さらなる情報を得るために生かす派閥である。
二つの派閥が武力衝突になるまで時間はそう掛からなかった。
そのどさくさに紛れて櫟は量産が出来ていない強力なアイテムの管理倉庫から過去に「ヒューマギア」と呼ばれるAI搭載型ロボットが扱っていたドライバーとそれに付随する絶滅した動物のデータが込められたアイテムを持ち逃走した。
ドライバーの名前は「フォ―スライザー」、アイテムは「ジャパニーズウルフゼツメラズキー」。
偶然にも生前と同じ「狼」の力が込められたアイテムを選択した結果、キーと適合し「仮面ライダー」の形態がとれるようになった。
逃走の最中に活動限界を迎え、力尽きたところをゼノスのメンバーに回収され、「プランナー」都築京香によって保護された。
その後改修を重ねた結果、自己発電・電子ロック解除・記録閲覧などの機能が搭載された。

～見た目・性格～
見た目は生前とは違い中性的となっている。
理由として潜入を目的としたときに両性でも対応できるような顔になったとのこと。
ボディも女性用と男性用が存在するが換装に半日かかるので作戦時以外は男性用で活動している。
性格や言動は機械的。まぁ機械なので妥当である。
ただし衝動でのみ感情が出る。
好きな食べ物などはなし。食べれないので。
エネルギーは電力。ただし長期活動を目的とした機体のため自己発電を可能としており、よほどのことがなければ充電も不要。
首のチョーカーはGPSが搭載されており、バディや司令部に位置情報や機体状況を常時送信している。
耳のピアスは通信機器であり、何かあればすぐに連絡が取れるようになっている。

～死の記憶について～
SCP2718を参照
http://scp-jp.wikidot.com/scp-2718
https://www.youtube.com/watch?v=0u5NLrOJues

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