容姿・経歴・その他メモ

　鳴かず飛ばずの小説家……がゆるゆると転じて、実質のところゴーストライター。
　本心ではオリジナルの作品を作りたいのだが、どれだけ作品を発表しても「○○（様々な有名作家）と似ている」と評されてばかり。その流れで著名人の本などを代理で執筆することになった。皮肉にもこれが案外向いていたのか、なんとかなってしまっている。
　やや威圧感のある風貌と体格の良さから学生時代は喧嘩を吹っ掛けられてばかりいたため、どちらかと言うと不良集団に属してしまっていた。内心「こんな連中とつるむのは本意ではない、自分は物語を書きたい」と思うあまり卒業と同時に交友関係を絶ち、一時は一般的な職にも就く。
　しかし作品作りに没頭したいがためにそれも辞め、けれど生活を成り立たせるために流れ流れて昼は作品作り･夜はキャバクラの黒服（ボディガード寄り）で生計を立てている。生活のために他人の名義で文章を綴りながら、なんだかんだこっち方面に戻ってきてしまったことは見ないふりをしている。
　忍ちゃんのことは「元気なのはいいことだが、ちょいちょい変な子だ」と思っている。

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