“Grímnir”渡河 弥菰
プレイヤー:イヱヰ
- 年齢
- 20(推定)
- 性別
- 不明
- 星座
- 天秤座
- 身長
- 165
- 体重
- 不明
- 血液型
- O型
- ワークス
- UGNエージェントB
- カヴァー
- 記者
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- バロール
- モルフェウス
- HP最大値
- 24
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 0
- 行動値
- 12
- 戦闘移動
- 17
- 全力移動
- 34
経験点
- 消費
- +40
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | 天涯孤独。孤児。 | |
|---|---|---|
| 天涯孤独 | ||
| 経験 | 実験動物のように扱われたことがある。そのことで人間不信、自信喪失に陥っている。 | |
| 実験体 | ||
| 邂逅 | ふたりは秘密を共有している。あなたはまだ、誰にもそれを話していない。 | |
| 秘密 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | 君は選ばれた。多くの被験者のなかで、君だけが選ばれ、力を手にした。君の存在は、多くの失敗の上に成り立っている。研究の成果こそが君なのだ。 |
| 素体 | 16 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | 心に穴が空いた。何を喰っても埋まらない穴が。何をしても、その穴をふさがなければならぬ。そう、何としても……。 |
| 飢餓 | 14 | |
| 侵蝕率基本値 | 30 | |
能力値
| 肉体 | 1 | 感覚 | 5 | 精神 | 2 | 社会 | 2 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 0+1 | シンドローム | 1+2 | シンドローム | 2+0 | シンドローム | 1+1 |
| ワークス | ワークス | 1 | ワークス | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 1 | 成長 | 成長 | |||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 射撃 | 5 | RC | 2 | 交渉 | 2 | |
| 回避 | 知覚 | 2 | 意志 | 2 | 調達 | 1 | |
| 芸術:演技 | 2 | 情報:UGN | 1 | ||||
| 情報:裏社会 | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 潜伏者:〈射撃〉 | ― | HR108P。選択:〈射撃〉。何らかの判定の直前に使用。判定の達成値に+5する。もしその判定で選択した技能を使用している場合、代わりに達成値を+10する。1シーン1回、1シナリオ3回。プリプレイ時に技能を選びなおすことができ、名前、カヴァーを変えてもよい。このとき、名前、カヴァーを変更してもよい。ただし、コードネームは変わらないものとする。 | ||||
| 実験体 | (ダイナスト) | 執着 | / | 嫌悪 | 自身に施された【複製体】実験の首謀者の1人。 | ||
| 秘密 | 霧谷雄吾 | 有為 | / | 不快感 | 実質的な直属の上司。現在の「渡河弥菰」が【複製体】実験の被検体であり、「潜伏者:グリームニル」であることを知る唯一の人物。 | ||
| シナリオ | / | ||||||
| PC1 | / | ||||||
| PC2 | / | ||||||
| PC3 | / | ||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| ハンドレッドガンズ | 3 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
| IA106P。物質を変換して武器を作成する。アイテム欄参照。 | |||||||||
| 魔弾の悪魔 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 4 | リミット | |
| EA80P。〈射撃〉判定を行なった直後に使用する。その判定の達成値を+10する。ただし、《ハンドレッドガンズ》で作成した武器を使用していない場合、この効果は受けられない。1シナリオLv回。 | |||||||||
| 紡ぎの魔眼 | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 1 | ― | |
| HR77P。判定を行なう直前に使用する。判定のダイスを+Lv個する。1ラウンド1回。 | |||||||||
| コンセントレイト:バロール | 2 | メジャーアクション | シンドローム | 2 | |||||
| C値を-Lvする。下限値7。 | |||||||||
| 巨人の斧 | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | 単体 | 武器 | 3 | ― | |
| EA29P。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[Lv×3]する。ただし、攻撃の判定のダイスを-2個する。 | |||||||||
| 魔人の弩 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | 単体 | 武器 | 5 | リミット | |
| HR77P。前提:《巨人の斧》。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+10する。1シナリオLv回。 | |||||||||
| ディメンションゲート | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
| EA35P。空間を捻じ曲げて、遠く離れた自分が知っている場所につながるゲートを作り出すエフェクト。ゲートはドアのような形にして固定しておくことも可能であり、他のキャラクターも利用できる。緊張状態(戦闘中、緊迫した状況下)では使用できない。GMはこのエフェクトの使用を禁止してもよい。 | |||||||||
コンボ
異相銃
- 組み合わせ
- 《ハンドレッドガンズ》+《魔弾の悪魔》
- タイミング
- マイナーアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 7
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
魔瞳弾
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト:バロール》+《巨人の斧》+《紡ぎの魔眼》(オート)
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 6
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5+1
- 8
- 5+10
- 22
- 100%以上
- 5+2
- 7
- 5+10
- 28
- 5+1
《ハンドレッドガンズ》、《魔弾の悪魔》を適用。
魔瞳尖弾
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト:バロール》+《巨人の斧》+《魔人の弩》+《紡ぎの魔眼》(オート)
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 11
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5+1
- 8
- 5+10
- 32
- 100%以上
- 5+2
- 7
- 5+10
- 38
- 5+1
《ハンドレッドガンズ》、《魔弾の悪魔》を適用。
伏魔瞳弾
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト:バロール》+《巨人の斧》+《紡ぎの魔眼》(オート)+【潜伏者】
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 6
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5+1
- 8
- 5+20
- 22
- 100%以上
- 5+2
- 7
- 5+20
- 28
- 5+1
《ハンドレッドガンズ》、《魔弾の悪魔》を適用。
伏魔瞳尖弾
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト:バロール》+《巨人の斧》+《魔人の弩》+《《紡ぎの魔眼》(オート)+【潜伏者】
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 11
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5+1
- 8
- 5+20
- 32
- 100%以上
- 5+2
- 7
- 5+20
- 38
- 5+1
《ハンドレッドガンズ》、《魔弾の悪魔》を適用。
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ハンドレッドガンズ | 射撃 | 〈射撃〉 | 0 | Lv×3+4 | - | 30m | 銃の形状は可変。 状況に応じて使い分ける。 |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| コネ:情報収集チーム | 2 | 〈情報:〉 | 〈情報:~〉判定の直前に使用する。判定の達成値に+2する。この効果は1シナリオに3回まで使用できる。レアアイテム。 UGN、裏社会の情報屋、メディア業界人など、複数の人物との連絡を可能とするコネ。 スマートフォンは離島でも通信が可能なように加工が施されている。 | ||
| サーチレーダー | 2 | 〈知覚〉 | 〈知覚〉判定の達成値に+1する。 周囲の状況をより正確に把握するため、各種センサーと記録装置が内臓されたデバイス。 外観はスマートフォンに接続したポータブルアンプ。 | ||
| 思い出の一品 | 2 | 〈意志〉 | 〈意志〉判定の達成値に+1する。 黒を基調とした彩色が施された平らな仮面。自作。上下でパーツを分けることができる。 仮面を被れば、誰かになれるようで安心する。 | ||
| エージェントツール | 10 | カスタマイズ/一般 | 解説参照 | 任意の技能を3つ選択する。選択した技能による判定の達成値を+2する。ただし、この効果は戦闘中には適用されず、複数取得できない。 選択技能:〈交渉〉、〈芸術:演技〉、〈RC〉 思い出の一品である仮面に仕込まれたデバイス。 複数の機能を備えている。 ・〈RC〉:レネゲイドコントロールの精度を高める機能。 ・〈交渉〉:自他の精神性や社会性を言動から分析・記録し、結果と対策をスマートフォンにメッセージで送信する機能。 ・〈芸術:演技〉:視覚、聴覚に作用し、着用者の相貌に対する認識の改変を誘導する機能。 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 10
| 23
| 127
| 10
| 0
| 170
| 0/170
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
「記者 渡河弥菰」として
渡河弥菰はN市に本社を構える出版社の新米記者であり、暮らしとスタイル、衣食住などのジャンルを担当する部署に所属している。まだ入社して1年目であり、上司の取材や記事作成の補助を主にこなしながら、日々記者としての業務を学んでいる。
見習いという立場であるものの、記者という仕事柄交流する機会が多く、向上心が強く明るいまっすぐな性格もあり、各所で良好な関係を築きつつある。
————以上が、「カヴァー:記者 渡河弥菰」の端的な説明である。
メモ
・性格:明るい、まっすぐ、向上心が強い ⇔ 冷静、冷淡、無我 ※薫からの影響を受け、新しい自己を意識しつつある。
・口調:軽い、砕けている、大げさな表現、「~っす」 ⇔ 寡黙、丁寧、端的な表現、ですます
・容姿:細い目、センターで分けた長髪 ⇔ 任務ごとに変化
・服装:地味な色、少し洒落た造型 ⇔ 任務ことに変化
「被検体β、あるいは「それ」」として
折り畳み
幼少期にオーヴァ―ドとは無関係な事象により孤児となり、FHが運営する施設に収容され、【複製体】実験の被検体となる。
この実験はFHエージェントや「ダイナスト」なる人物らが関与し、主に孤児たちを消費して完全な【複製体】の生産体制を築こうとしていた。
個体名:野薊中子、識別ラベル:被検体β、渾名:「それ」としての日々は凄惨極まるものだった。
実験の過程で記憶の改ざん、容姿の改変、心身への意図的な負荷……など多岐に渡る虐待を受けた。超人として覚醒したあとは凄惨さを増し、ついには本名すらも忘れてしまった。
こうした実験はオリジナルである当人だけでなく、クローンとして生み出された「あれら」も受けていた。同じ部屋でずっと、「あれら」と共に実験を受け続けた「それ」にはもはや、自らがオリジナル(それ)なのか、クローン(あれら)なのかを認識できなくなっていた。
人としての心が壊れる寸前で、「それ」はもはや自分が何者でもないのだと強い自己暗示をかけ、辛うじて正気と狂気の境界線上に踏みとどまった。
ある日、実験の失敗が原因で施設の大部分が喪失する事故が発生した。超人として覚醒していた「それ」は数度の蘇生を繰り返しながら施設から逃げ出し、東京都西部の山中でさまよっていたところをUGNにより保護された。
UGNが事故現場を調査するも、事態の把握につながるような証拠は全て失われており、【複製体】実験はしばらく影を潜めた。「あれら」の生死や行方も不明のままだ。
UGNに保護された「それ」は、しばらく誰とも話すことはなかった。
誰でもないのだから。誰かと話せば、それは誰かになってしまうことだから。
メディカルチェックでは「何かしらの実験を受け、身体の構成要素の大部分が改変されたが、現在は小康状態にある」、「上記の改変により、著しく精神的な衰弱状態にある」以上の有益な結果は得られず、標準的な治療を受け続けた。
だが、とある出会いが「それ」に転機をもたらした。UGN日本支部長「リヴァイアサン(霧谷雄吾)」である。
各支部への訪問をしていた彼は「それ」の話を聞き、二人だけの面会を希望した。当時別の【複製体】実験の存在を把握していた彼は「それ」が保護された経緯との関連性を疑い、ソラリスとしての力を駆使しつつ情報を引き出そうとしたのだ。
彼の意図したとおり、【複製体】実験への手がかりは得られた。同時に、「それ」が精神的に非常に危うい状態にあり、標準的なセラピーでは対応できないことも把握した。そして、少しでも心身の好転を望んだのか、あるいは別の意図があったのかは分からないが、「それ」にこう話した。
「誰でもないというのは、つまり誰にでもなれるのだ。」と。
彼の発言は「それ」の自己暗示に転換をもたらし、新たな疑問を得させた。
「じゃあ、そうなれる場所は? わたしが誰でもなく、誰でもある場所はどこにあるの?」
1時間ほどの面会を経て、いくつかの道筋と展望を得た「それ」はUGNへの所属を決めていた。
回復後、2つの偽名とを得た「それ」はチルドレンとして編入され、さまざまな現場を渡り歩き、エージェントとして実践を積んでいく。
そして、リヴァイアサンの手引きで表向きはとある任務でMIAとされた後、密かに【潜伏者】グリームニルへと転身した。
「潜伏者:グリームニル」として
日本支部長であるリヴァイアサン(霧谷雄吾)の私兵。
各種組織に潜伏し、あらゆる手段を講じて諜報、工作、ときに暗殺を実行し、成果をもたらすビハインドザマスク。
エージェントとしては「グリームニル」というコードネームをごく一部の人間が知る状態であり、素性はリヴァイアサンを除けば誰にも知られていない。データべース上にも名前と功績のごく一部のみが登録されている。
面影島では「記者」の「渡河弥菰」として行動する。レネゲイドに関係した事態に発展し、オーヴァ―ドとして行動を余儀なくされれば、最近覚醒したことを明かし、戦闘などに参加する。コードネームについて聞かれた場合は、「UGNへのコードネームの登録申請中であり、「フライシュッツ」を予定している。」などと話す(このあたりは都度ロールプレイで対処します。)。
また、武器種や戦闘スタイルから特定を避けるため、面影島では《ハンドレッドガン》で作成する武器種を変えている。普段は一般的なオートマチックピストルを使い分けているが、面影島では一新して、近未来的なデザインのセミオートマチックリボルバー(イメージはVarolantのシェリフ)を使用する。UGNチルドレン、UGNエージェントの頃はショットガンを使用していた。
エフェクトも同シンドロームのオーヴァ―ドが高い確率で発現するものを中心に使用する。
PC4ハンドアウト、七姫薫との関係
シナリオロイス:七姫薫 P:友情/N:不安
友人のジャーナリスト、七姫薫が行方不明となり、キミは彼女が最後に向かった取材先、面影島に向かった。
この島には、死人が蘇るという不思議な現象があると言っていた。
……死、という言葉が、妙に不吉に思い出された。
君は友人の七姫を捜して、面影島にやってきた。
島に七姫の姿はなかったが、彼女がここで消息を絶ったのは間違いない。島にはどこか秘密と惨劇の予感がした……。
七姫は、その中に飲み込まれたのだろうか……。
「渡河弥菰」はメディアに対する工作などを目的としてUGNから派遣され、記者としてN市の出版社に潜入している。
薫とは、取材現場で会う機会が偶然にも、——本当に偶然にも多く、薫からの積極的なコミュニケーションを経て友人関係が築かれた。薫は弥菰よりも1年先に業界にいることから、弥菰は「(薫)先輩」と呼んでいる。
名を変え、姿を変え、多数の現場を渡り歩いてきた「グリームニル」は一般人との付き合い方は慣れていたつもりだったが、薫ほど純粋な人物は珍しく、長く交流を続けるうちに、無意識に安心感のようなものを覚えていた。
薫から面影島への取材の話を聞いたとき、弥菰の胸中には純粋に彼女を応援したい気持ちと、言い知れない不安感が存在した。ただ、「渡河弥菰」、そして「グリームニル」として進行中の任務を優先し、薫の挑戦を後押しした。
……任務を半ば終えたとき、弥菰の耳に入ったのは薫の失踪の報だった。
今は休むべきだ。そして、また別の場所で、誰かの皮を被るのだ。
いつもであれば「それ」はそう考えていた。だが、そうはならなかった。
まだ、「グリームニル」としても、「渡河弥菰」としてもやるべきことがある。
七姫薫を、薫先輩を捜そう。
「それ」は出版社に、そしてリヴァイアサンに休暇を申請し、経緯はどうあれ受理されたことを確認して、面影島への渡航便を予約した。
私的な備忘録
名前の元ネタ、イメージ
SCP-CN-1199、SCP-tale「やこえ」、我を渡す→渡我→渡河→「向こう岸」に行く 弥菰→稲(同じ株)が広がる
本名は「野薊中子」。花言葉は「触れないで」。零余子(クローン)に対する茎(オリジナル)。忌み言葉の仏。
没案
・遺産継承者:祈りの造花
死亡直前に遺産を持った自分の腕ごとディメンションゲートで別の場所に飛ばして他の人に託す。腕は移動先で塵芥になり、祈りの造花に吸収される。……みたいな状況を考えましたが、今回は汎用性を重視して潜伏者の方を採用しました。
・複製体:ハードワイヤード、黒の剣舞、アステリズム
複製体側での参戦。侵食率がかさばる割に、潜伏者とは異なる強みのあるデータにならず、一旦断念しました。
ピュアブリードで《黒の剣舞》は難しい……。亜純血か秘密兵器と合わせれば何とか……?
・バックスタブ、ヴァリアブルウェポンetc……
採用するならトライブリードの方が体感的に面白いと感じました。
裏話
公式リプレイにおける【複製体】薬王寺優希に関係する事件とほんの少し関わりがありつつ、あちら側の設定や物語には抵触しないキャラクターを意識して作成しました。
自身の記憶や本名に関わる設定については【潜伏者】という設定を補強するものです。
記憶の整理
・【複製体】実験を受けていた
・自身がオリジナルかクローンかは分からない。実験を受ける前の記憶は無いか、忘れている。本名、出身、年齢……、自己を定義するあらゆる記憶が失われている。この点に関して、「それ」は「誰でもないし、誰でもある」という結論を出した。
・受けた後から保護されるまでの間の記憶はごくわずか、それも断片的にしかない。容姿、声質、立ち振る舞い……、もう一度相まみえることができれば、首謀者(ダイナストやFHエージェントなど……)の仔細を明確に思い出すかもしれない。
履歴
グランドオープニング
面影島はUGNの空白地帯。FHの影響下にあることが懸念される。
七姫薫とは業務提携をした同業他社の社員同士として接触。バディとしてオカルト系の記事を作り始める。
「渡河弥菰」として七姫薫の失踪は気がかり、「グリームニル」としては島の秘密が気がかり。
己の新たな一面の発芽を指摘され、「この仮面も悪くない」と自覚しつつ、「渡河弥菰」として面影島へ。
情報として、オモイデ様、黄泉還り信仰、祭りの存在。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 40 |