容姿・経歴・その他メモ

――隣の席の少女に憧れる少年。…パブリックエネミー(FH)として暗躍している以外は。


満たされない飢餓…特に愛情を求めている。しいて自分の欲望を挙げるならそれだろう。

物心着かない頃、両親が犯罪者となったため引き取り手が無く、劣悪な孤児院に預けられていた。その後、ネタの匂いとオーヴァードの素質を嗅ぎ付けた江戸川京四郎に拾われる。
隠すことを良しとしない江戸川のことが苦手。なぜなら江戸川は、嘘を伝えない限りは協力してくれるものの…自分を両親とFHでの活動のネタで揺すってくるからだ。
そのため普段は首輪をつけられた犬のようにおとなしい。

フィリップ・アイゼンバーグに少しシンパシーを感じている。成長期なのか、衝動のせいなのかお腹が良く空くため、犬飼もよく買い食いをする。この時、共に食卓を囲むと幾らか飢餓感が薄れるため、FHセルへの用事がてらフィリップとご飯を食べることもある。(※分ける分も含めて江戸川から買い食い代を貰っている)
ただ、フィリップが肉体的な飢えに由来する『飢餓』なのに対し、自身はきっと精神的な飢えに由来する『飢餓』なのだろう…とどこかしら線引きもしている。

戦闘時での粗暴さ・狂暴性、復讐者のような気迫…及び出自・肌の色から嵐が丘(ヒースクリフ)と名付けられた。なお、本人は本書を読んだことはない。
…が孤児院が教会関連だったため、聖書は少し読んだことがある。ので、無償に与えられる愛というモノをきっと自分は知らないのだろう。と考えている。

【2023年3月25日追加】
「自分に向けられる愛情は認識できなくとも、他人に愛情は注ぐことはできる」と力無きUGNが無暗に死なないよう、怖れられるパブリックエネミー(FH)になることが自分の欲望だと認識した。それと同時に『死なない人を出すために他人に暴力を振るう』という狂った価値観を自覚し、日常からかけ離れつつあることを悟った。

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