容姿・経歴・その他メモ

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その手はいくら必死に伸ばせど届かない。
ならば、届く範囲に手を伸ばさなければならない。そんな気がするんだ…。
でも、足りない…寂しい…誰かわたしと一緒に居て…


昔の喪失感で常に離さないように何かを掴んでないと不安になるため人の裾や袖などを掴むくせがある。
常にぬいぐるみを抱いて症状を抑えている
しかし、人との生身の触れ合いはトラウマがある為避けている。
赤黒い大きな手を創造し掴みかかったりものをぶん投げたりする攻撃を得意とする。


両親に捨てられ置いていかれそうになった時追いつきたい一心で手を伸ばす。その強い気持ちがトリガーとなり能力に目覚める。
しかし、起こるのは悲劇。確かに届いたその手は両親を握り潰して殺してしまう。
その後気絶した所をUGNによって保護され以降UGNチルドレンとして過ごすことになる。
ショックのあまりその記憶は無くなっている。
しかし、歴史は繰り返されてしまう。
昔、自分の力を制御出来ずにいた逢音は高いところから落ちそうになっている人を必死に助けようと思い力を使うが加減を誤り握り潰してしまいトラウマになる。
そこからは力が制御できるようになった今でも触れることが出来ない。
ある任務時に組まされた仲間に「その力は敵には巨大で冷たいものかもしれない。でも、仲間の私には大きく頼もしい暖かなものに感じる。」と優しく手を包んでもらったことで考えが変わり少しずつ自分なりに歩み出ようとしている。


「今まで潰してきた。でもあの人のように暖かく包む手もあるんだね。」
「この力は壊すためのものじゃない守るためのものだ！」
しがみつけ、希望に！ささえろ、仲間を！掴むんだ、未来を！だってわたしは、"掴む者"だ！！

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