容姿・経歴・その他メモ

「佐久真 志動だ。"狂犬"なんて呼ばれているけど怖がらないでほしいぜ。仲間はすげー大切にする。お前も俺の友達だ。よろしくな」
「間違ったことが嫌いなんだ。大人がどうであれ、俺は俺を貫く」
「お前ら全員殺せば、少しは世界は綺麗になるのか？」

活発で明るく、リーダーシップのある青年。童顔で年齢より少し幼く見える。
同世代のチルドレンのことをとても大事に思っており、些細なことでも気にかけ、世話を焼いてくれる。
小さいころからしていたこともあって、料理が得意。オムそばが得意。

接しやすい性格の一方で、曲がったことが大嫌いな正義感。少しでも悪いことをしたチルドレンがいると、ものすごい剣幕で怒る。また、徹底した手洗い、納得するまで部屋の掃除をするなど、極度の潔癖症。

戦闘は典型的なアタッカー。自身の血と骨で武器を生成し、相手を切り刻むその戦闘スタイルから狂犬（ファング）というコードネームが付けられた。
敵と見なした相手は、原型がわからなくなるまで執拗に攻撃する。

履歴

ヤツは"遊び"だといった。
俺がいつものように家に帰ってきたとき、俺以外の家族は血の池の上で転がって、"弄ばれていた"。
ジャームだ。どうやら元殺人犯で逮捕されていた人間だったらしく、猟奇的な面だけを残してジャーム化したらしい。

喉から血が出るほど叫んだ。感覚がなくなるほど腕をつねった。
なぜ力の有無だけでここまでの理不尽を受けなければならないんだ。
こんな奴がへらへらとのさばって、善人が苦しんで、死なないといけないんだ。

喉から出た血が固まって、刃になる。
腕から引き抜いた骨が、剣になる。

この世界はクソだ。救いようがないかもしれないけどさ。

「お前が死んだら、世界は少しは綺麗になるよな？」


そこからの記憶はない。気が付いたらUGNとかいう組織に預けられ、指導を受けていた。
狂犬とかいうわけのわからない名前もつけられた。

でも、悪くはない。俺は抗うことができる。この世界のバグに。

昔から間違ったことが大嫌いだった。だから、
仲間を傷つけるヤツらを全員殺して、少しでも綺麗な世界に。正しい姿に。

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