容姿・経歴・その他メモ

髪

瞳

肌

麻薬犯罪組織に人生をぶち壊された男。友人も、片思いの相手も、学校や親も。周辺全員をすべて薬漬けにされてしまった。

元々は孤児であり、警察の偽造夫妻に引き取られた。
彼らは麻薬組織を追っていた。しかし、そこのトップに捜査がバレ、当時子供だった自分を辿って麻薬組織は夫妻および周りの人物たちを薬漬けにした。
組織トップに「お前が居て本当に助かったぜ」みたいなネタ晴らしを食らい覚醒。
街丸ごとを薬で犯した組織はそこを去り、マサモトは唯一の生き残りとして医療機関で目を覚ました。
その後、独自に麻薬組織を追いかけ続けている。煙草は自分を引き取った夫妻が使っていたものの中で好きになれなかったもの。裏事業に入り込んでいるうちに煙草を味を覚え、気づけば夫妻が使っていたものと同じものを吸っていた。

　……どういうわけか手元にある記録媒体を見て思案すること30分。最初は機密的な依頼やサイバー攻撃の一つかとも考え、中身を見てみようと思ったら二重にファイルがあるわけだ。ロックがかかったファイルとこれ見よがしの『read me』。この単純な.txtを読み終わったあと、「ドッキリ大成功」という札を持って彼女が現れる事も予想したがそんな様子もない。懐に手を入れ、いつでも取り出せる無名のナイフを通り過ぎ、指の間に挟んで取り出したカードをくるりと回す。
「……一体全体、というわけでもないか」
　そんな独り言に誰も返すわけでもなく、脳内に心底愉しそうなあの笑顔を浮かべて目を閉じる。そしてかっきり1分間の迷走の後、彼は慣れないクラッキングを始めたのだ。

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