容姿・経歴・その他メモ

履歴

「俺の力は、大したもんじゃねぇ」
「自分の力が疑問なら、あがく手伝いはしてやる」

オーヴァードではない、ごく普通の一般人の両親の元に長男として生まれた。
3歳の時に妹の琴音(ことね)、5歳の時に弟の諏佐(すさ)が生まれ、かわいい妹と弟を引き連れるいいお兄ちゃんだった。
だが、利幸は気にしていなかったが、両親は諏佐をとても嫌っていた。
というのも、諏佐は生まれつき髪が白く、不思議な雰囲気をまとっていたため、両親は気味悪がっていたのだ。
利幸と琴音だけをかわいがる（といっても、食事等は普通にみんなで取っていたが）両親に不満を抱きながらも、諏佐がさみしくないように琴音と一緒によく遊んでいた。

そんな風に過ごしながら、利幸が7歳、琴音が5歳、諏佐が3歳の年にとある事件が起こる。
それは、いつも通り琴音と諏佐を連れて外で遊んでいたとき、今まで気づかなかった古い小屋を見つけた。
兄妹3人で顔を見合わせ、なんだかとてもひきつけられてその小屋の中に入ってみると、そこにはたくさんのガラクタが積み上げられていた。大人から見ればただのごみ置き場だったが、当時の利幸たちにとってはまさに宝の山で、服が汚れるのも気にせずにその倉庫を漁った。
その時、利幸は古びた眼鏡、琴音は2丁の拳銃のようなオブジェ、諏佐は何も書いていない本が気にかかり、それぞれが手に取った。
次の瞬間、全員が何か不思議な感覚を覚え、気が付いたら小屋の外に出ていた。
よくわからない顔をしている琴音と諏佐だったが、利幸と琴音はノイマンに覚醒したがゆえに現状を理解、このことは親に知られてはいけないと悟って、琴音と諏佐にそれぞれが見つけたものを絶対に見つからないように隠すことを念入りに伝えて二人を連れ帰った。
その数日後、学校から帰ったら諏佐がどこにもおらず、焦った利幸は両親に詰め寄った。
当時の年齢からしても明らかにおかしい迫力に気おされた両親は、「諏佐が本を浮かせて遊んでおり、もともとの白髪の気味悪さもあり、あんな呪われた子は捨ててきた」ということを聞かされる。
当然家を飛び出し、諏佐を探し回ったが見つからず、自分がしっかり見ていなかったことを激しく後悔。
琴音だけは守らなければと、より注意を払うようになった。

そして、利幸が17歳、琴音が15歳になったときに、再び事件が起こる。
帰りが一緒になった2人の前に、見たことのない異形の化け物が現れたのだ。
とっさに利幸は、琴音に指示を出し、琴音をサポートして何とか撃退。

駆けつけてきたUGNに保護され、自分たちの力のことを知ることになる。
その後、琴音とともにUGNへ加盟し、能力を磨くこととなった。
その時、利幸が当時拾った眼鏡が調整され、アドバンスドゴーグルとなっている。

UGNエージェントとして活動を開始した際は、味方の能力を底上げする支援型だった。
しかし、とある任務にてバディを組んでいた友人が死亡。
サポートしかできなかった自分が嫌になり、支援の才能があるにもかかわらず無理やり能力を攻撃へと転換した。
そのため、本来の力を出しきれていないところがある。

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