容姿・経歴・その他メモ

「この仕事に、俺以外の力は必要ない。お前たちは座して待っていればいい」
「俺に、人としての名は無い。あるのは絶対零度の冷たさだけだ」


元々は裕福な家庭に生まれ、音楽鑑賞を趣味とし、婚約者との仲を育む心優しい青年だった。

20歳の誕生日を前日に迎えたある日、FHとUGNの抗争によって起きた大規模レネゲイド拡散事故に巻き込まれて死亡する。
その際オーヴァードとして覚醒するも、致死的状況に陥っていたためレネゲイドが暴走、自身を冷凍睡眠状態にした。
3年後にUGNの技術によって冷凍睡眠状態から目覚めるも、その時には自身の死亡手続きが完了しており、外見すらも別人へと変わってしまっていた。
戻るべく日常は既に亡く、UGNに存在価値を見出されることしか、彼の生きる道は存在しなかった。
以降、心を殺しながら多数の戦場をくぐり抜け、表向きの立場が無い故の時間の多さもあって、30代手前で支部長という立場を任されるに至る。

UGN支部長として働く以外にすることが一切ないため、兎に角仕事を1人で抱え込もうとする。他者に任せるくらいなら自分でやった方が速くて確実である、という態度を隠そうともしない。
しかし、内心では自分以外の誰かが傷つき、死んでいくことを酷く嫌っている。危険な現場に単独で乗り込もうとするのもその理由からである。


滅多に他人の名前を呼ばず、呼ぶ際もコードネームや役職が存在する者には必ずそちらを用いる。

名目上支部の所属である風美紡には、なるべく危険から遠ざけるため、最低限のレネゲイドコントロール訓練のみを施し、仕事からは極力遠ざけている。

外部協力者である筐嵜京にも、どうしても必要な時の情報収集以外では頼らず、店に客として脚を運ぶようなことも避けている。

セッション履歴