容姿・経歴・その他メモ

　弱肉強食の国を主拠点として活動する特別支部【｜胡狼《フーラン》支部】の支部長を任される、謎多き女性。

【経歴】

　胡狼支部はUGNの障害になりうる人間やオーヴァードを暗殺することが主任務の支部である。『暗殺』とはその人間の存在と情報を完全に消し去ることを指す。
　命令を受ければ標的のいる場所へと足を運ぶため固定の拠点はないのだが、命令あるまで待機のため現在は香港にある事務所を拠点としている。
　所属員は2名、存在を抹消するために特化した人間と、情報を消去するために特化した人間。

　その特性から経歴は秘匿情報、過去の詮索は無用というのが暗黙のルールであり、彼女自身も過去を語らないのもあって彼女の過去は不明なところが多い。仕事用の携帯端末しか所持していないあたりを見ると、親しい存在はいないようである。
　ただ確実に言えることは、現在与えられている居場所にある程度満足していて、裏切る気は今のところないということ。

【遘伜諺繝ｻ邨梧ｭｴ】

　正確に数えたことがないため不明であるが推定では28歳、生まれは秋から冬の間。

　弱い者は強い者に淘汰される、そんな場所で生まれた彼女が生きるためには自分の身を自分で守るしかなかった。強くなること生き残ることを望んだ彼女はオーヴァードとして覚醒し、一撃必殺の力を得る。
　そうして安息の地を求めて弱肉強食のピラミッドを登っていたところでUGNと出会う。いずれ脅威となる可能性を秘めていた彼女を自分たちの手元に置くことにしたのだ。彼らは彼女に依頼を与え、それを成功させることで彼女の求めた居場所を提供することを誓い、今まで生きるために殺していた彼女は、理由なく組織のために殺す道具になった。

【遺産】

　ただのスナイパーライフル（必中の弓の効果は全て契約者である彼女の能力として解釈）。
　弾丸は彼女の能力で生成したもので、心臓を捉えれば一瞬で対象を塵と化すことが出来る。その場所には死体も暗殺の証拠も残らない。

【性格】

一人称：私　　二人称：コードネームor姓　　口調：断定系

仕事では完璧主義で妥協を許さないのだが、オフの時はあまりにだらしないが過ぎる、というか何もする気がない。
部屋は散らかっているし、食事は気の向いたときに気の向いたものだけ食べる、睡眠時間帯もまちまちで基本寝ている。
本人曰く不摂生な生活を送る理由は「その方が生きてる気がするから」。なお本人に家事をやらせて1時間後には開始前の3倍は汚くなっているのだとか。
起きているときは拠点から近いバーにいるのだが、下戸なのでノンアルコールしか飲めない。
虫とお化けが嫌い。本人曰く前者は「いくら殺してもキリがない」、後者は「そんなもん気のせい」だからだそうだが……。
時折酷く寂しそうな表情をすることがあるが、機微な表情の変化のためそれを捉えることは容易なことではない。

【部下】

“｜骗子《ヘルメス》”　｜劉帆《リュウホ》
バロール/ウロボロスのオーヴァードで、20代後半の外見をしている古代種。
仕事中は頼れる相棒であるが、それ以外の時はかなり世話を焼いてくるので「お前は私の母親か」と高頻度で思っている。
長きを生きてきている相手なのもあって、余計な詮索は不要と思っているし、相手もそのスタンスなので割と居心地はいい。

履歴

アヌビス

古代エジプト神で、死者の神あるいは墓地の神
彼岸の世界への門を開き，死者をオシリスの裁きの間に導く役目をもち、冥府に死者を導くヘルメスと同一視される

了

中国語で文末に使うと、新しい状況の発生や変化を表す

image song

怪物【sung by YOASOBI】

セッション履歴