容姿・経歴・その他メモ

オーヴァードアカデミアに通う女子学生。
陰キャでコミュ障。卑屈で自己肯定感は低いのにプライドだけは高く、当然親しい友人もいない。
髪は長くて目元は隠れがちだが、実は整った容姿をしている。しかし姿勢が悪く、性格のせいもあり、自分に自信がもてないでいる。

もともとはごく普通の家庭に生まれた女の子であったが、事故で両親を亡くし、自身も大怪我を負う。
その際にオーヴァードに覚醒したことが発覚し、なし崩し的にUGNの保護の元、オーヴァードアカデミアへ通うこととなる。
しかし、そのランクは最低のＣランク。
能力もぱっとせず、勉強も苦手で、コミュニケーションをとることもできないとなれば、いつしかクラスの中で孤立していくのは必然であった。
それでも他にやれること、できることもなく、日々を陰鬱に過ごしていくしか道はないのだった。

唯一の拠り所となっているのは音楽。
父親から受け継いだギターを弾いている時だけが自分が自分であることを肯定できる。
幼い頃から遊びもせずに、がむしゃらにギターを弾き続けていたこともあり、その腕前は既にプロ級。
ただし、人前では緊張して上手く弾くことができず、本来の実力を発揮しきれない。
寮では周囲の迷惑となるため、誰も訪れることがないような場所でこっそり弾くのが日課となっている。
通りがかりの誰かが聞いてくれないかと願いながら。

彼女がギターを弾いているその時だけ、身体の内に眠るレネゲイドが共鳴していることを、まだ誰も知らない。

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