ギルド開設について

過去の事件により、両親を失った原因への復讐により既存のギルドが解体、解散後新たに立て直し自身の義妹を一番目の幹部として迎え入れた。その後は自身の足でメンバー基幹部を迎えに入れて行ったらしい。

知識の動物について

オーキッドが幼少期の頃に助け、飼ったペットにレネゲイドウイルスが入り込んだ際に得た知識を活用しオーキッドを助ける立場に居る動物である。

何時しかに父と母が連れてきた養子の子であり、今となっては唯一生き残った家族である。
連れてこられてからという物、本物の妹のように可愛がっていたらしい。
しかし事件に巻き込まれてからという物、アリシアに割く時間すら無くなり少しばかり申し訳なさを感じているそう。
追記：拾われた当初のアリシアを見て最初の印象は「誰だろうこの子」「可愛い子」らしい。
　　ただ、暫くの間は人見知りを発動し余り多くは喋りかけれなかったのだとか。

「アリシアは初めこそ、警戒した物の初めての妹には変わりありませんでしたから。勇気を出して声を掛けて正解でした。
今となっては何にも代えがたい私の大切な宝物です。この子を失えばきっと私は人でなくなる。人で居られなくなる。」

　　　　　　　　　　　だからどうか、この手を離さないで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お姫様(ありしあ)

前略、何時しかの為に自身の大切な物についてを書き記そうと思います。

一つは掛け替えのない妹。義理とは言え残った最後の家族です。
彼女へ向けては家族愛が一番強いですが、それと同時に何処か手放せぬ独占欲に近い何かを日に日に感じます。
時折、味方しているのか遊んでいるのか分からない行動も多々見受けられますが何故か許してしまえる不思議な子です。

二つは自身が手を伸ばした仲間。個性豊かで日々自分の胃が軋む音がします。
マイペースであったり人の物を勝手に持って行ったり、中々に手のつけようのない仲間です。
しかし、その分自分から幹部たちへの信頼感は分厚くこの人たちが裏切る事は無いだろうと確信してしまえるほどです。

三つは構成員たち。幹部以上に顔を出す機会など少なくありますが、それでも私個人としては大事な職員です。
父様と母様が指揮を取って居た頃のあの時の幹部たちは皆二人の元へと旅立ってしまいましたから、全てが新しい子達ばかり。
それでも幹部同様手を伸ばし、誘い、同一の目標を持った大切な仲間には変わりありませんから。

何て、こんな執筆を見られてはきっとナナシ(バチカル)や市和木(エーイーリー)に笑われ読みあげられてしまうでしょうが…
ですがそれでもいいかなとは思っています。なんせ恥ずべきような文章ではないのですから。
これは私の日頃想っている気持ちを綴った物で、大切な物を忘れぬようにと書き上げただけ。

そんな一枚なのですから。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　20**/7/15 orchid