◆CLASS:アルターエゴ
真名:---
属性1:中立・悪
属性2:人


◆STATUS
筋力:C
耐久:D
敏捷:D-
魔力:A
幸運:E
宝具:EX(C+)

◆魔街に居を構える何でも屋「臥煙房」に所属する店員の一人。6年前、第二震夜の際に同じく「臥煙房」の店員守屋琥珀に行き倒れているところを拾われ、以来「臥煙房」で世話になっている代わりに労働力を提供している。
拾われる以前の記憶を失っており、常識はおろか自分の名前すら定かではななかったが、「名」は琥珀に貰い、生きる術、気が付けば身に宿っていた超常の力の扱い方は琥珀の後見人にして臥煙房の店長である“黒雲母”守屋修吾によって授けられた。
今の時間を何よりも幸福に感じながら、自分が何者であるか。｜超常《オーヴァード》の力とは別に自分の中に存在するものの力を認識しており、それが何なのか。臥煙房の仕事をこなしつつ探しているが、今日に至るまで手がかりを掴めていない。
共に過ごす琥珀、修吾のことは家族以上に大切に想っているが、見つからない過去、自分に宿る得体のしれないモノ。それが彼女らを傷つけるになりはしないか。と。原因で肝心なところに一線を引いている節がある。記憶が見つかれば、自身が懸念している不安は消えるのだろうか。それとも──

◆性格
口調が荒く、適当なところがあるが、基本的に善良な性格。自分たちのことで手いっぱいのこのスラム街で惜しむことなく他者へ手を伸ばす。が、自身の大切なものに手を出す相手であればそれなりの対応を見せることもあり、自身の手を汚すことには何ら抵抗はない。

◆クラススキル
【｜再構築《リジェネレイト》】B+
記憶を｜データ《ざいりょう》として抽出し、それを元に物質の錬成を行うスキル。｜記憶《モルフェウス》と｜電子《ブラックドッグ》の力を複合して行われるスキル。実物として現実に存在したもののみが構築可能なため想像上の道具の錬成は不可能である。

【追求者】D
失ったものを追い求める不屈の信念を表すスキル。この人間の場合は「記憶」。自身の失われた記憶を取り戻すまで決して歩みを止めることはない。｜残された《弾き出された》｜1《カズキ》が全てを取り戻すまで。

【■■■■■】
開示不可能スキル。このスキルは現在焼却され白紙となっている。

◆宝具:「魔街の王」EX(C+)
10年前、魔街が魔街になった所以と噂されるもの。地下の王とも呼ばれており半ば都市伝説のように扱われているが、実在するオーヴァードをして超常と呼ばれるもの。その力の全貌は不明。経緯こそ不明だが、その力を宿すカズキと呼ばれる少年は、ごく一部の力を開いてそこより自身に備わった力を行使している。その為、「魔街の王」本来の出力で扱われているわけではない。

此処に記載されている内容は当人が知ることではない情報
本名は■■■■家族構成は年の離れた姉が居たことが確認されている。彼女はGPO職員であり、GPOの過去の登録職員にそれと思われる人物のデータを回収することができた。■■玲那(れな)6年前とある事件に赴き、その生死は今日に至るまで分かっておらず生死不明とされている