容姿・経歴・その他メモ

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「まぁ休んでけよ、宿泊代はまけといてやるから………冗談だよ」

フリーランスの傭兵にしてUGNのイリーガルとして活動する男。
特筆すべきはその右脚、その服の下には黒々と輝く結晶の義足が備わっており、それは一つの大きな【愚者の黄金】(デミクリスタル)で構成されている。

ノイマンのピュアブリードでありながら細々としたやらかしを度々ひきおこし、挙句白兵も射撃もそつなくこなせるノイマンでは珍しいノーコンというどこまでも抜け目なく残念さを持つ芸人気質。ついたあだ名が「ポカニキ」

一説にはまだシンドロームを隠しているのでは、そもそも偽装なのではという根も葉もない噂まで立つほど。

基本的に【業ノ巣窟(ごうのす)市】のイリーガル…というよりそこの支部長のフェニルによって雑用を任されており、物資の調達運搬から任務の援護までバックアップをこなす……どころか放浪癖を発してどこかに忽然と消えるフェニルに変わって支部長業務までさせられている。大丈夫かUGN。



とはいえマヌケなだけでなく、裏の世界を通して容易く物資を調達してきたり、支部長代理と言う肩書きとコネを駆使し自身の周囲の事象にアンテナを貼って常に不測の事態に備えていたり、先に述べたノーコン問題に関しては至近距離なら問題なく、むしろ不用意に近づく者には情け容赦ない集中砲火を的確に急所に当てまくってきたりと、周りから抱かれているイメージに反して厄介な戦い方を繰り広げてくる。



抜けているけど抜け目ない、食えないこの男にはその体に宿る力と合わせ、『 不完全な全能(インモヨコヤニ)』というコードネームを与えられている。

その正体はうっかりイタズラの度がすぎてこっちの世界にシュブ=ニグラスを送り込んでしまった後始末をしに来た我らが無貌の神ニャルラトホテプ。一部の人にしか伝わらない言い方すれば『あほかす』と呼ばれる化身の個体。しこたま他神格に怒られた事で本腰を入れこの世界に入り込み、得意の千変万化を駆使してレネゲイドを吸収し、百万の恵まれたるものやら落とし子やらをコトコト煮詰めて冷やし固めて人間の肉体を作り、仕上げに賢者の石(レネゲイドクリスタル)とかいうおしゃれなアイテムを真似て愚者の黄金(デミクリスタル)なんてものを拵え核に添え、出来上がったノイマンのオーヴァードとしての肉体に精神を写し、活動している。長きにわたる探索の末、ついに記憶を失ったシュブ=ニグラス(フェニル)を発見したが、連れ去ろうと試みた所あっさり返り討ちに会い、逆にスカウトされてしまった。今は彼女に飽きが訪れるまで辛抱強く待ち、隙を見て元の世界に送還しようと画策している…果たしてあほかすの努力は実るのだろうか…

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