家に居るのが少なかった両親の代わりに、昔から世話をしてくれていた大切な兄。
自身が入院後も、日が合えば足しげく通ってくれた為、入院生活中の心の支えとなった。
その結果、舞は重度のブラコンとなり、鶫以外の女性が兄に近づくと不機嫌になる。

昔は一緒に遊んでくれてた近所のお姉ちゃん。
入院後も兄と同じく足しげく通ってくれていた一人。
途中から来なくなった事を心配していたが、今では兄と共に歩んでいる事に安堵している。
なお、最近は兄に甘える時は一緒に鶫にも甘えている。

実家に飼っている1頭の馬。
子供の頃からずっと居るので、家族同然の存在。
自身は乗馬が苦手なため、休みの日には体などを洗ってあげている。
また、散歩する際に背中に乗るくらいはする。

兄の友人二人。
最初こそ女性二人という事で警戒していたが、兄から「舞、華月は男だぞ？」と言われ、驚愕。
そこから交友が続き、偶にお見舞いにも来てくれるため、心を開いた。
しかし、偶にだが華月の事を「華月お姉ちゃん」と呼んでしまう癖がある。

彼女のファンで、CDなどを持っている。
また、歌が好きなのも彼女の影響が非常に大きい。
なお、兄が友人と言った時は非常に羨ましがった。
その後、元気なった時に彼女のライブへと兄と義姉と共に行った。

自身の中に居た、自身や皆を蝕んでいた元凶（の一部）。
しかし、兄たちに大元が倒された際、自分の中に居た件の『消えたくない』との声を聞く。
その声に自身の境遇を重ねた舞は、件を救うことを決意。
その結果、件は高純度のレネゲイドクリスタルとなり、舞の体内で同棲している。
一人称は【我】。性格は（宿主である舞が善性側の為）比較的、お人好しで義理人情に厚い。
その為、口では何だかんだと言いながらも、最終的には協力してくれる。
スタンスとしては「舞の敵は自分の敵」としている。
なお、都築京香に対しては「全てを予測できるのに止めようとしない策謀家」と評してる。

入院中、兄のいないタイミングでよく現れては色々な知識を教えてくれた少女。
舞自身はその姿が偽りなのを知りながらも、レネゲイドやオーヴァードについて学ぶ。
そして、自分には特別な力があり、それが自身を蝕んでいるものの正体と知る。
だが、都築京香はゼノスへ勧誘をする事無く、ただ舞に様々な知識を授けるだけだった。
なお、最後の日に彼女は謎の石（進化の兆し）を渡していった。

現在、彼女は支援こそしているが本質的には【不干渉】であり、組織にもその旨を伝達している。

黒瀬兄妹に共通している本質は【大切なモノを汚された時】と言える。
ただし、その際の性質の違いが二人が対極にあると言える。
謂わば、兄は【ハンドガン】に対し、妹は【核弾頭】だ。
兄は自分の大切なモノを汚した人間を決して許さないが、同時に自制心を働かせれる。
妹は自分の大切なモノを汚したモノ全てを許さず、全てを焼き尽くすのが、黒瀬舞の性質と言える。

初めての高校生活で初めて友人である燕子花詩子を得た舞。
しかし、その友人は嫉妬から来る謀略によって離れる。
だが、彼女は諦めずに日常を代価にして力を得て、彼女を取り戻す。
けれど、世界は彼女に優しくなかった。
燕子花詩子は眠れる森の美女の様に、眠るのだった……。

眠れる森の美女の様に眠る燕子花詩子を見舞う毎日。
その日常が崩れたのは一匹のハスキーとの出会いだった。
吸血鬼である支部長の血を代価に、燕子花詩子を目覚めさせる薬を貰う。
しかし、支部長が吸血鬼となってしまい、支部の味方の一部も操られた。
勝利こそしたものの、支部員数名と監視として派遣されたオットーを喪う。