ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

標 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

文車妖妃(ふぐるまようひ)(しるべ)

プレイヤー:しらたき

年齢
1000~
性別
星座
不明
身長
176
体重
不明
血液型
不明
ワークス
レネゲイドビーイングD
カヴァー
妖怪
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ソラリス
ウロボロス
HP最大値
25
常備化ポイント
8
財産ポイント
6
行動値
5
戦闘移動
10
全力移動
20

経験点

消費
+54
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 はてさて、妖怪が先か”れねげいど”が先か......どちらであれ私の出自は変わらない。
謎の出生
経験 北は蝦夷地、南は琉球。この国で足を踏み入れてない土地の方が少ないだろう。
邂逅/欲望 齢は千を超えるが、私にとってはあの短い日々こそが最も色濃く思い起こせる時間だ。...懐かしいな。
慕情
覚醒 侵蝕値 生まれた頃から私は”文車妖妃”だ。この名前は...好いている詩から拝借した。
生誕 17
衝動 侵蝕値
解放 18
その他の修正11ヒューマンズネイバー(5)
侵蝕率基本値46

能力値

肉体1 感覚1 精神3 社会4
シンドローム0+1 シンドローム0+1 シンドローム1+2 シンドローム3+0
ワークス ワークス ワークス ワークス1
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC1 交渉7
回避1 知覚 意志1 調達
情報:妖の隠里3

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
No.64:傍らに立つ影(シャドウバディ) みぃ、たぁ、なぁ?
有為 嫌悪 人にも妖にもなれん半端者だ。一時こいつと組んでいたが、どうもいけ好かん。
人間 感服 疎外感 人の生は短い。しかし、彼等はその最中で輝ける何かを生み出せる。────我々にはとても真似できない事だ。
ヒカミサマ 執着 恐怖 人でなく妖怪に寄り添うなど、この神も変わり者だな。───何だ?お前が言うな?

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:ソラリス 2 メジャーアクション シンドローム 対決 2
c値-Lv(下限:7)
絶対の恐怖 5 メジャーアクション 〈交渉〉 対決 視界 3
「攻撃力:+Lv」の射撃攻撃を行う。この攻撃では、対象の装甲値を無視してダメージを算出する。
神の御言葉 5 メジャーアクション 〈交渉〉 対決 4 リミット
前提条件:《絶対の恐怖》。《絶対の恐怖》と組み合わせて使用する。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[Lv*5]する。1シナリオ3回
オーバードーズ 1 メジャーアクション
リアクション
シンドローム 4 100%
このエフェクトを組み合わせた判定では、組み合わせたエフェクトすべてのLvを+2する。この時、Lvの上限を超えても良い。ただし、この効果でエフェクトの使用回数は増加しない。シナリオLv回
原初の黒:雷神の降臨 3 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 6+2 100%
ラウンド間自分が行う攻撃の攻撃力を+[Lv*5]する。ただしそのラウンド間、自分の【行動値】は0になる。このエフェクトによる【行動値】への修正は他のエフェクトに優先する。
解放の雫 5 イニシアチブ 自動成功 範囲(選択) 視界 3 解放、120%
ラウンド間、対象が行うメジャーアクションの判定の達成値を+[Lv*3]する。ただしこの効果を受けた対象の侵蝕率は2点増加する。効果に同意する対象にしか使用できない。
王者の声 1 メジャーアクション
リアクション
【社会】 4+1
このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+[Lv+2]する。シナリオ3回
ヒューマンズネイバー 1 常時 自動成功 自身 至近 RB
衝動判定のダイスを+Lv個する。このエフェクトは侵蝕率でレベルアップしない。このエフェクトを取得した場合、侵蝕率基本値を+5する。
オリジン:レジェンド 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2 RB
シーン間、自分の行う【精神】を使用した判定の達成値を+[Lv*2]する。
イージーフェイカー:贋作師 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
見たことある物品の複製品を錬成するエフェクト。空に描いた墨が形を取り贋作を作り出す。
闇夜の烏 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
自らの姿を影の中に溶けさせることで、影の中を自由に動き回るエフェクト。まぁ妖怪ですから。

コンボ

言の刃

組み合わせ
《コンセントレイト》+《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《王者の声》
タイミング
メジャーアクション
技能
交渉
難易度
対決
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
14
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
4+3
8
7+1
30
100%以上
4+4
7
7+1
36

装甲無視。

完全変化(かんぜんへんげ)・文車妖妃

組み合わせ
上記+《オーバードーズ》
タイミング
メジャーアクション
技能
交渉
難易度
対決
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
18
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%以上
4+6
7
7+1
48

装甲無視。

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
ボイスチェンジャー 2 自分の行う〈交渉〉判定の達成値に+1する。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 15 169 0 0 184 0/184
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

一人称/二人称
私/貴様、君(人間相手)
イメージソング
大正浪漫/YOASOBI

「それでは一筆、(したた)めよう」

▼人物

京は深奥、妖怪の隠里の自警団を務める妖怪の一人。後ろで束ねた長い黒髪と背負った唐櫃が特徴の美人。
切れ長の赤い瞳と凛とした佇まいや言動、齢は1000を超える平安の時より生きてきた名のある大妖怪である。
妖怪としての箔とそれに見合った実力を兼ね備えた人物だが、それと同時に里でも屈指の変妖(へんじん)として名が知れている。

というのも、彼女は度を超す程の”人間好き”なのだ。

文車妖妃という妖怪は古い恋文に込められた情念が化けた付喪神と言われている。
その為か、彼女は(ひと)一倍人間の”想い”に敏感。
とりわけ男女の恋愛とそれに連なる感情が大好物のようで、しばしば里を抜け出ては人間の恋模様を観察している。

当然だが人間に対しても非常に友好的。妖怪からすれば人間の寿命は余りに短い。
しかし、人はその短い生の中で輝ける何かを生み出し、口伝で、書で、何か形に残る物を作り上げ、後世へと伝え継いで行く。
このプロセスを長命の妖怪たちには出来ない事だと感じた標は、人間達に対して惜しみない敬意を払っている。
......それはそれとして自警団の仕事はきっちりする。人間をリスペクトしているからこそ、善悪の判断はしっかり付けたいらしい。

奇天烈な面は他にもあり、書に関する妖怪だからか彼女は自分を”妖怪作家”と名乗っている。
興味を持った対象には「取材」と称して詰め寄る、突拍子もなく思いついた詩を読み上げるなど、その奇行は枚挙に暇がない。
悠久を生きる妖怪からしても標の行動はかなり奇妙に映るらしく、隠里きっての変わり者としてすっかり周知されてしまっているようだ。
現在は里の歴史が彼女の興味の対象のようで、それらを書として形に残す為に取材&執筆活動中の様子。

▼能力

ソラリスとウロボロスのクロスブリード。
標は自分の影を墨のように扱い、それらで空に文字を書き記すことが出来る。
妖怪の扱う妖術なのかレネゲイドに依る物なのか、ともあれ標の書いた文字はそこに込められた”想い”を具現化させる。
燃えるような熱い言葉は炎を巻き起こし、真っすぐ胸に突き刺さる言葉はあらゆる壁を打ち抜く弾丸となる。

正しく万能、摩訶不思議。絵空事を現実に引き起こす妖しの術。
理屈で説明できない現象を巻き起こすのは、彼女が妖怪だからこそ成せる業だろうか。

▼Dロイス

No.64:傍らに立つ影(シャドウバディ)
普段は人の姿をしている標だが、それとは異なる姿も持ち合わせる。
妖怪としての本質、元来の姿は滅多に見せる事は無い。曰く、「此方の方が何かと都合が良い」からだとか。
永く生きた妖怪からすれば、本来の姿を影に隠すのはさして珍しい事でも無いのかもしれない。

効果

このDロイスはウロボロスのシンドロームを持つキャラクターしか取得できない。
自分の取得しているシンドローム以外のシンドロームから、「タイミング:常時」以外のエフェクトを選びレベル1で取得する。
これには経験点は必要ない。ただし、エネミーエフェクトおよび「制限:-」以外のエフェクトはこのDロイスの効果で取得できない。
この効果で取得したエフェクトの侵蝕値は+1される。

また、このエフェクトは《原初の●》で取得したエフェクトとして扱われる。
自分は経験点を使用して、このDロイスで取得したエフェクトを成長させる事も出来る。
エフェクトの成長については、ウロボロスのコピー系エフェクトに準ずる。

このエフェクトを使用すると、自分のアバターが姿を現す。
《王者の声》(BCp:65)を取得。


(はかな)くも 人の命は 散りぬれど 想いは永久(とわ)(しるべ)となりて


平安時代中期に生誕。想いの籠った文が化けた妖怪として生まれたが、当初は人に対する興味は希薄だった。人の感情を糧にする妖怪なので脅かせばそこそこ腹は膨れる餌のようなもの、それ以上の関心は無かった。(多分この頃に近江でブイブイ言わせてた大百足さんとも会っていて面識がある)

ある時、気まぐれに見逃した人間に見初められる。その物書きの男は自分は病に侵され先が長くない、だからその間だけでも共に暮らして欲しいと懇願してくる。人間の頼みなんて聞く義理も無いが、男の執念に根負けした標は彼との共同生活を承諾した。

存外、男との生活は心地が良かった。標は人の感情を糧にする妖怪だ。彼女にとって自分に想いを寄せる男は謂わば安定した餌場のようなものだったが、男から向けられる感情は今まで自分が取り込んできた物とは違った感覚があった。

初めは単なる暇潰しだったのかもしれない。しかし、些細な事でも喜び、それを分かち合いたいとする男の事を、邪険に出来なくなりつつある自分がいた。その事を不思議に感じながら、標は男と共に慎ましく暮らしていた。

数年後、男が病に臥した。苦しみ喘ぐ男を見て、もう幾何もない命だと悟った。以前までの標であればとっとと切り捨てて新しい餌を探そうとしたのだろうが、どうにもその気が起きない。せめて最後を看取って欲しいという懇願を聞き届け、標は男が息を引き取るまで側にいた。

標はまた一人になった。以前までの暮らしに戻っただけの筈なのに、以前は感じなかった虚しさがある。人を脅かし感情を取り込んでも満たされない。胸にぽっかりと穴が空いたような感覚が拭えないまま当て所無くさ迷い、訪れたのはかつて男と自分が暮らした場所だった。

かつての住処へ戻り、男との日々を想起する。ほんの僅かに残った暮らしの痕から些細な思い出を掘り起こし、それが二度と戻ってこない事を知ってうちひしがれる。言いたかった事や伝えたかった事は止めどなく溢れ、後悔が押し寄せる。そんな折に、男が生前書き留めていたものがある事を思い出した。

探し当てたのは男が残した一冊の本と文書だった。それは男が標との日々を書き留めた日記、そして標への叶わぬ想いを綴った恋文。それらを読み終え、標は泣いた。自分の中に芽生えた想いを知り、数百年の生の中で初めて泣いた。

男と過ごした日々は二度と戻らない。されど彼が短い生の中で遺した想いはまだ此処にあり、確かに自分へと届いた。人の愛を知り、また自分も人を愛せる事を、愛している事を知った。

それから、標は人に対する考えを改めるようになった。人の想いに救われた彼女は、それに秘められた力を信じるようになる。そして短い生の中で生まれた想いを紡ぎ、伝え、繋いでゆく人の営みを尊んだ。

標は人の抱える想いを決して疑わない。信じるに足るだけの物を、彼女はとうに知っているのだ。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 54

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