容姿・経歴・その他メモ

元々は大学病院勤務の腕のいい外科医だったが、その病院が無差別な一般人のオーヴァード化を伴うテロ事件の
標的となってしまい、半死半生の状況で覚醒。レネゲイドの何たるかを知るにつれ現代医療の限界を打ち破る可能性と、
そのことを全く知ることなく医療の現場に立っていた虚無感に苛まれ病院を退職、このタイミングで頭のネジがポロポロポロ……。
そんなときカザルマの存在を知り、テロ事件の被害者ということで受けていたUGNの監視を振り切りそのFHセルに飛び込んだ。


ＰＣ④

推奨ワークス／カヴァー: FHエージェント／任意
シナリオロイス:慈悲の霧（ネブラ/男性）
推奨感情:執着／疎外感

　キミは「治療のためならレネゲイドを用いる」ことを厭わないFHセル、カザルマのエージェントだ。
　カザルマとはギリシア神話の名医アスクレピオスの聖地とされるエピダウロスを結ぶために建設された橋の名が由来だ。
　「治療のためなら」とはいうが、闇雲に施術を行っているわけではない。
　彼らは俗にいう闇医者であり、レネゲイドの存在を患者に知らせている。その上で施術を受けるか患者自身に決めさせるのだ。
　施術の中には歩けなくなった足を戻したこともあれば、衰弱し続ける患者をオーヴァードという強靭な体を得ることで進行を遅らせたこともある。
　果てには尊厳死さえあったのかもしれない。そんなFHセルから、裏切り者が出た。
　キミと親しかった男が、FHセルにあったいくつかの研究データとともに失踪したのだ。それどころか、直前にセルリーダーを殺めている。
　義理人情の厚いセルリーダーと彼の間でなにがあったのか、キミは知らない。けれど、彼がどうしても助けたい人がいると言っていたことは知っていた。
　カザルマでは患者の意思に反することと私情のみで施術を行うことは禁じられている。つまり彼は――
　キミは、裏切り者に真意を問いただすとともに処罰を下さねばならない。

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