数々の美術品を盗み出した経歴のある盗みのプロ。彼の特色はその盗んだ美術品の代わりになる美術品や、盗んだ美術品その物を数日後に元あった場所に置き去っていく事である。
これらの行動はレネゲイドウィルスに感染し、EXレネゲイドやレネゲイドビーイングとなってしまった物を回収するためである。その為、精巧な贋作を作る事の出来る相棒と協力して各地の美術館や博物館から盗み出しては返却する、という変わった活動を続けている。
ちなみに、盗む時に入れ替えていけばバレないのでは？ という疑問については、本人曰く｢それではロマンに欠ける｣だそうだ。

ルーク自身もラルフの活動の目的(感染物の回収)については多少の理解はしている。が、彼はあくまで｢回収｣しているだけであって適切な処理をしている保証もなければUGN等に寄贈、保管している保証もない。つまり、この先悪用される可能性が0ではない。その活動が善意によるものでも悪意によるものでも、どちらにせよ止めなければならないのは変わりないのである。

回収後は危険度の低いものは自宅保存(観賞用)、危険度の高いものはUGNやそれに関する機関へ押し付けている。
目的としては周囲の安全を守りつつ楽しく盗みが出来ればそれでいい。というだけの事。つまりルークの懸念はただの杞憂という事になるが、ルークに追われるのもまた本人は楽しいと感じている為ルークが真相を知ることはない。

元は貴族の飼い犬。世話係を兼ねていたメイドが解雇された事により満足な餌が与えられず、やせ細っていた所を発見し保護(窃盗)。名前は保護した家近くの店の看板にたまたま書いてあった「チーズフォンデュ」という言葉が気に入った為そこから取った。