容姿・経歴・その他メモ

一人称:私　二人称:お前、苗字呼び捨て

勉強は嫌いじゃないけどシャーペン(本体)がすぐ折れるのが地味な悩み。
地毛の黒髪を「掃除屋のギン」をリスペクトして銀に染めている。

二つ名として「怪獣女」や「レッドクイーン」などと呼ばれている。
後者の由来は喧嘩をする時、テンションが上がると全身から赤いオーラが立ち上って見えるという話からついた。(攻性変色)

彼女は生まれた時から"強者"であった。
恵まれた体躯と、桁外れの腕力。
わかる者からすれば生まれながらのオーヴァードであった、ということなのだが、一般人かつ気弱な両親からすれば救世主のような存在だった。
娘の我儘を片っ端から聞き叱ることなど一切なく、いっそ媚び諂うように扱う一方で、強すぎる娘の衣を借り周囲の人間に高圧的に接する両親の姿は、彼女が失望するには充分だったろう。
両親や教師、周囲の人間で彼女に口出しできる者などおらず、近隣の不良と呼ばれる生徒達に勝手に担ぎ上げられるまでにそう時間はかからなかった。

──ある時、転機が訪れる。
中学3年の時だった。
(自称)舎弟が、「八万殺しの虎」「掃除屋のギン」と呼ばれる不良にボコられたのだと。
噂では、彼らが並べば敵はなく、歩く道を妨げた日には通り過ぎたときには立っていられず、むしろ来る前よりも綺麗になっている、シマを仕切るヤクザや警察官を含む八万人を退けた……と。

その噂が本当なら面白い。
生まれてこの方、自分を地に伏せるどころか、膝をつかせるような相手にも立ち合ったことはないのだ。
報復だ！と意気込む自称舎弟達は割とどうでもいいが、ひとつ戦ってやろうじゃないか。
そう思って、彼らに挑んだ。

…
……
…………
どれだけの時間倒れていたのかはわからないが、目が覚めた時に視界に満天の星空、というのは初の経験だった。
そう、自分は負けたのだ。
容赦なく、徹底的に、完敗だ。
その時の彼女の胸中を満たしていたのは悔しさでも復讐心でもない、清々しさだった。

自分を怖れず、殴れる人間がいた！

ああなんだ、世界は意外と一筋縄ではいかないのかもしれない。
もっとヤバいと言われてる奴がいる場所に行けば、私なんかよりまだまだ上がいるのか？
私はそう、"成長"できるんじゃないか？

もっともっと強くなって、またアイツに挑もう。

──湾岸地区に引っ越したい、と言った時の両親の青ざめた顔は……語るまでもないだろう。


湾岸地区に越してからは積極的に喧嘩に明け暮れ、レネゲイドも手伝って本人の望み通り目を見張るような成長を見せた。
元々高かった身長は2mを越え、ボディビルダーと言っても遜色ない筋肉量。
それでも見た目で怯まず、殴っても怯まない相手ばかりのこの地域を割と気に入っている。
ちなみにオーヴァードとしての自覚は湾岸地区の一般人と同程度。一応自分がヤバイ力を持っている方の人間、とは理解している。

2年の春、変わり者の転校生が美化委員を立ち上げ、美化・緑化運動を始めた時は心底驚いた。
──そうだ、学校って喧嘩相手を探しに来るとこじゃなかった！！と。
しかしまぁ、そんな活動賛同する奴ここにはいないよなぁ……
……………つまり、コイツの手伝いをしていれば喧嘩相手には事欠かないのでは？
目標が高いのもいい！なんか意外と目力あるのも良し！決めた！コイツを手伝おう！

【小ネタ】
名前は「大っきいの」から
CNは「レッドキング(ウル●ラマン)」から

履歴

【成長】
肉体8→9、《C:ブラム=ストーカー》2→3、<白兵>4→5、エンブレム：特攻隊長 取得

【成長】
肉体9→10、《怪獣撃》LV1取得、<情報:裏社会>1→2

セッション履歴