歳としては高校生。黒の長髪を後ろで束ねており刀をメインウェポンにしている
自身の能力を「影鳥獣戯画」と定めており、オルクスの因子で構成した動植物による陽動や攻撃を仕掛ける

FHにチルドレンの仲間を殺されており、FHへの憎しみは非常に強かった。がしかし、元FHマスターエージェントの兎束甘（キャラシ)に人生初の他人からの愛情を託されて以来、ヒトは人であり他人の事情があるということを心掛けており、FHへの憎悪を捨てた。

「俺は、きっと甘が来てくれるまで産まれてなかった。死ぬつもりで生きていた。だから、だから…あの時甘が帰ってきてくれたその時俺は産まれ、そして本当の初恋をしたんだ」　黒霧斗真ーーー××年UGN新聞にて

「影鳥獣戯画」・・・因子を影と捉えその影の形を動植物に変形させることで自身の刀を鋭く、そして逃がさず切ることに特化している

（アーサー・カシワギ・ペントラゴンUGN評議員談）・・・オルクスというのは未知そのものであり、もしもオルクスが因子による操作ではなく、因子そのものを操作し因子のみで形を作れるのなら、それはどんな力を持っているだろうか。モルフェイスの能力を超えられるか、因果律すら支配する装置を作れるか。興味は尽きることはない。だから彼を私は作った。
彼は今、筆頭Jの下で働いているが、もっと自由に、因子でなんでも作ってみるという自身の領域と能力の本質を彼自身気づくことが出来れば、きっと彼は世界有数の新しいオーヴァードか、ジャームになるだろうね。

（ヤシロ・重罪 筆頭J談）・・・オルクスとしては異質も異質、因子のみで戦うというのはそれだけ自身の発想と経験に左右される。あいつが兎束甘という本当の楔を手に入れてからはあいつは自身の発想を固定化した。だがしかし、もしもあいつが正当な進化するとなれば気づいてしまった時なんだろうが。その時は楔となった女が自身の本懐を果たし現世に繋ぎ止める他、アイツの道はねぇ…