■プロフィール

「テメーの血はチョ～不味かった。
　　　裏切り者のゲロみてえな味だったぜ」
　　　　　―― 地獄の果てまで追いかける“血と肉の司祭(カルナヴァル・マン)”

名前:エイトール・テツロウ・エイダ・マテウス
性別:男 年齢:29
ブリード:クロスブリード
シンドローム:ブラム=ストーカー／エグザイル
ワークス/カヴァー:UGNエージェントB/UGNエージェントB
所属:UGN本部査察部第4課
コードネーム:“血と肉の司祭(カルナヴァル・マン)”
身長/体重:188cm/-kg

■来歴

●クソッタレな日々

　日系ブラジル人の3世として、ブラジルで育つ。貧しい家で、友達も少なかった。神に祈る親には頼りにくく、しかし自分には特別な長所も無かったため、生活を好転させることのできない無力さから仲間とケンカに明け暮れる日々を送る。血で血を洗うような激しいケンカを繰り広げる毎日の興奮と高揚に、18歳の彼のレネゲイドは覚醒した。それは、信じていた仲間に裏切られ、そいつを半殺しにした時のことだった。
　これがUGNブラジリア支部の耳に入り、正式にスカウトの声がかかる。能力の強さを買われたというよりは、危険な彼を放っておくわけにはいかないというガブリエル・ガルシア支部長の鶴の一声によるものだったようだ。彼はそれを自覚した上で、自ら食い扶持を稼げるなら、そして今のクソッタレな日々を変えることができるのなら、と快く了承する。

●仲間を思うからこそ

　裏路地で暴れ狂う青年として名が通っていた彼だったが、UGNに所属してからというもの、素行は悪くなかった。言葉遣いは丁寧ではないながら気さくで、勉学に励み、任務には忠実。特に裏切り者に対する執念には目を見張るものがあった。この姿勢が評価され、UGN本部査察部第4課――通称“エスケープキラー”への登用が決まった。
　それからは裏切り者を追う日々に切り替わる。仲間を裏切るようなろくでもない奴は死んでも構わない、そう考える彼にはうってつけの環境だ。マリア・チェスノコフの元で、世界を飛び回りながら仕事をしている。その過程で、様々な言語を身につけた。
　今回はローザ・バスカヴィルからの指令があったため、来日することとなる。ルーツとしては第2の故郷と言うべき国だ。せっかくなので東京観光でもしていこうと考えている。

●戦闘スタイル

　他人の血液を摂取することで、足取りを追う能力がある。また肉体変形によってどんな場所へでも追いかける。戦闘では自身の血液や筋肉をちぎり飛ばし散乱させる。命中した相手に体組織をめり込ませ、身動きを制限させることで、対象を捕らえる。すべての能力の使い方を、裏切り者に容赦無い制裁を加えるために調整した結果だ。

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