Personal

　UGN宇宙衛星に存在したレネゲイド研究基地が生み出した、人工レネゲイドビーイング。
　ブラザーフッドは本来三機で運用される予定であり、彼は「ガーディアン」………護衛の役割を担っていた。
　そのため、攻撃性能は恵まれたサイズのわりに乏しく、本命は電磁制御による高い生存能力と護衛能力。

　AIとは違い、本質はレネゲイドビーイング。そのため、有機的な思考と無機的な思考が入り混じる。
　護衛対象とのコミュニケーションや情報収集のため、ブラザーフッドG01は外部からのオペレーターと二人一組で活動を行う。オペレーターの名前は不明だが、勝気で自信家な、もと開発担当者のひとり。

来歴

　ＲＢの性質が「人類を理解・学習する」ものであるという仮説を打ち立てた該当局は、その学習内容を「人類にも利がある」ものにすることで、穏当な共存と戦力の確保を同時に行うことを試みた。
　レネゲイドの本質が、人の望みを学ぶものであるならば、人の望みを“そう”だと理解させることで、レネゲイドを人類に寄り添うもの………欲望の暴走によるジャーム化を「わるいこと」と見做させて抑制出来るのではないか、という研究のために。人の手の届かない、熱も籠らぬ宇宙の彼方で彼は生まれた。
　
　それこそが人類愛(ブラザーフッド)。
　それが生誕の産声を挙げた時、宇宙衛星間でのＦＨとの交戦が発生。
　基地は僅かな研究者(オペレーター)を残し、殆どが壊滅状態に陥ってしまった。

　基地のデータを確保および抹消し、地上へと降下する形で脱出。
　UGN本部へと逃亡し、以後は本部エージェント、藤崎弦一の指示を受けて活動する形を取っている。

セッション履歴