容姿・経歴・その他メモ

FHに所属するマスターエージェントの少女。現在は春日恭二のセルに所属し、活動している。

性格は活動的かつ温和。思想の違いからUGNと敵対こそしているものの、戦闘になっても命を奪うことは滅多にない。寧ろFHの別セルの凶行にキレて潰しに行く事がよくあるため、UGNの殺害数よりFHの殺害数の方が遥かに多い。マスターエージェントの称号とキルリーダーのエンブレムは、他のFHメンバーからの一種の皮肉であり、恐怖でもある。コードネームの由来は、サッカーボール大のサイズの魔眼を召喚し、敵陣に蹴り込むという独特の戦闘スタイルから付けられた。

自身の欲望は「オーヴァードであることを隠すことなく、大切な人と暮らせる世界を作ること」。もし早い段階でオーヴァードアカデミアの存在を知っていたら、UGNに鞍替えしていたかもしれない。

元はどこにでもいる女子サッカー部所属(ポジションは左ウィングだった)の高校生だったが、ある日の帰宅中にFHに拉致されオーヴァードの覚醒実験の素体となる。実験は成功し、高い素養を持つオーヴァードとして覚醒。もう今までの自分には戻れない絶望から半ば心神喪失状態のまま戦闘員として使われていたが、次第に自分はこのままで良いのかという疑問を抱くようになり、遂には元いたセルを壊滅させ脱走した。
その後は元の日常にも帰れず、かと言ってUGNの「レネゲイドの秘匿」という方針にも心から賛同はできず、悩みを抱えながらFHからの依頼でジャームを片付けたり、自分と同じような境遇の人を作ろうとしているFHの実験施設を潰したりしながら暮らしていたが、ある時に噂を聞いた春日恭二からのスカウトを受ける。当然承諾せずボコボコにするも、何度も立ち上がっては自身をスカウトしに来る彼に興味を抱き、話をしてみる事にした。そして、そこで聞かされた彼の生い立ちに思うところがあり(あるいは単純に春日のコミュ力が高かったからか)自身の悩みを打ち明けたところ、『自分が人と違うからと欲しいものを諦める必要はどこにもない』『オーヴァードでも当たり前の日常を送れる世界を作ればいい』と諭され、改めてFHとして生きる意志を固め、春日の下で動くことにした。現在は基本的に春日の指示を受け行動しているが、あまりにも悪辣な(例えば無関係の一般人を大勢巻き込むような)プランを提示された時は春日の口に魔眼を捩じ込んで黙らせたりしている。

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