容姿・経歴・その他メモ

先天性の視力障害持ちで常に杖を持ち歩いている。
盲目であるが、視覚を補うように聴覚と空間把握能力が異常発達しており、反響定位(エコーロケーション)によるエコー把握で万物の姿形や大きさ、座標、距離、方向を把握している。
本人曰く目で見るより視えている。
その気になれば相手の声から真偽を見抜く事すら出来るという。
実は杖要らない系女子だが、特注の護身用の仕込み杖なので持ち歩いている。

研究員としては自身と同じようにハンデを抱えた人々の生活がより良くなるように「失った機能をカバーする形で発達する“超越感覚”」と「ある感覚刺激を受けたときに別の感覚が引き起こされる“共感覚”」をの研究をしている。

“超越感覚”は自身が有する反響定位(エコーロケーション)もそうだが他の事例としては視力をなくした人が、通常の視覚とは別の経路で対象物を把握する 盲視(ブラインドサイト)などがある。
盲視(ブラインドサイト)は光を感じたり、前方の障害物を無意識のうちに避けることができたりする。訓練次第では大きな字をゆっくりとだが「読める」ようになる人もいる。
視覚情報が到達する脳の一次視覚野を損傷しているものの、そこを迂回して別の領域で情報処理をしている事が判明している。
“共感覚”は音から色を感じる、匂いや味に色や形を感じる本来の感覚刺激に含まれていないはずの別の感覚を感じる現場の事。
これらを研究し、経緯や原因を解き明かす事によって誰でも手軽に取得出来る方法や、身に付けるだけで同じような感覚を得る事が出来る補助機を一般向けに作成出来ればと考えている。

盲目ではあるが、技術の進歩のおかげで自身の研究レポート作成には困っていない。
他人が作った研究レポートは読み上げソフトや、使用人に点字へ変換してもらい確認を行っている。

アカデミアコードネームは“反響音(エコー)”

研究者でありながら同時に卓越した剣豪でもありその姿はさながら現代の座頭市。
「ﾁｯﾁｯ…ﾁｯﾁｯ…」と舌打ちを行いエコーロケーションを行い、光を操る事で相手の視界を奪い自身と同じ土俵に誘い込んでから闇に紛れ襲撃する戦法を得意とする事から“夜雀”の異名でヴィランからは恐れられている。

アカデミア在籍前、暗部のヒーローとして仕事を回されていた際は様々な組織に潜入を依頼されていた事がある。その中の一つにティンダロスがあり、そこで精神統一法を会得している。

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