容姿・経歴・その他メモ

履歴

皇家の一人娘にして、高校2年生。
高級住宅街に住んでおり、専属ドライバーの運転する車で通学している。

父は代表取締役社長、母は音楽家にしてフルート奏者。
幼稚園から中学までは東京都郊外に存在する私立郷都学園に通っており、高等部への内部進学を強く勧められていたが、本人きっての希望で自宅に近い現在の学園へ進学するに至った。
現在は東京大学や御津門大学へ進学するために勉強している。

特待生として超特進コースに通いながら、生徒会長と学級委員長を兼任し、吹奏楽部では部長を務めながらフルートを担当。そのほか、図書部部長、演劇同好会と語学研究会の会長、科学同好会と数学同好会の副会長を務めているため、多忙で充実した毎日を送っているようだ。
定期テストの学年順位、模試の全国順位では常に上位にあり、体育の成績も概ね優秀。容姿と人当たりの良さもあってか、人気者の名をほしいままにしている。



それら超人的な活躍の数々は、彼女がアザトースの娘であるからに過ぎない。
両親と血は繋がっているのだが、幸か不幸か、それとも神の悪戯と言うべきか。白痴盲目の魔皇が生み落とした人の姿をした『それ』は、一人の女の胎へと宿ったのだ。

そのため、彼女は10歳頃から悪夢――神殿や宮廷へと招かれ、アザトースを幻視する夢――に悩まされている。

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