容姿・経歴・その他メモ

少し癖のある黒髪と紫の目
普段はマスクをしている
血の色は紫

性格

根はやさしい子だが人生経験的に警戒心は強く一線を引きがち
人が嫌いとかではなく過度に嫌われるのを恐れているから
今は昔と違って能力を制御できるようになったけど
それでも誰かに触れないようにとしている

履歴

幼い頃、飼っていた猫を殺してしまったことがある
殺すつもりなんてなかった
殺せることも知らなかった
ただ、いつものように撫でようと触れた時に
その命は弱弱しく崩れ落ちていった

親はその頃から諄を忌み嫌い恐れるようになった
始めは何かの間違いかと疑っていた時もあったが
ともに過ごすにつれこの子が人ではないと認識した親は
諄を孤児院に引き渡すことにした

当の本人はあの時から閉じこもる様になっていた
自分でさえわからないこの力にただただ恐れて
誰にも触れないようにと過ごしていた

孤児院に引き取られてからも初めは閉じこもっては
誰とも接触しようとしない子だったが
その孤児院の先生の中にオーヴァードがいた
彼は諄にその力や自分の力使い方や諄がこれからその力と
共に生きて行けるようにと様々な事を教えてくれた

その後諄は自分の力を知り
世界を知り、どうやって生きて行くのか
自分で選び成長していく
やがて彼はレネゲイド関連事件担当独立調査課─R担の刑事になった


そうやって成長しつつ確実に進んでいた生活だったが
一つの知らせが穏やかな日常を打ち消した

自分が刑事として追っていた事件の被害者として
先生の名があがったのだ

目を耳を疑った
どうしてあの人が、なぜ…渦巻く感情の中で
心に黒く赤い毒が染み渡る様に激情が生まれた
それは犯人への怒りと復讐心だった

先生の仇をとるために
必ず犯人を突き止める、その為なら俺は──。

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