一見すると女性に見間違えるほど、美しい男性。幼いころに自身の心臓と脳以外の全てを機械化したことによって、疑似的に年をとることがない体になった。黒い長髪が自慢で、普段からフリフリの服を着ている。

明るく、心に余裕があるのか常に笑顔で、小さい冗談を言うのが好き。他人の手助けをするのが好きだが、心の深いところでは、自分を一番信用、信頼している。

　からくり人形を用いて暗殺を行う一家の元で生まれた。
そこで、１００年に１人の大天才だともてはやされ、子供でありながら、家内ではそこそこの地位を得た。
しかし、何をしてもちやほやされる毎日に嫌気がさした彼は、出ていくことを決意、決行。
からくり人形と電動化を組み合わせた独自の技術「傀儡」を用いて脱走しようとするが捕まる。それ以降は危険物扱いされ、一族の厳重な監視の元仕事を行う、使い捨ての駒のような扱いとなった。

　その後、さまざまな運の巡り合わせで、家とほぼ縁を切ることに成功。それからは時計屋さんの店主として生活している。心を許せる友人が１０人、彼氏が１人いる。
隠れるのが得意で、能力に目覚めるまでは陰から傀儡を操りつつ戦うスタイルをとっていた。

特別な能力に目覚めた結果、自己肯定感が上がり根暗な性格が取れた織田悠。普段使っていた自身の身代わりとなる傀儡も使わずに、自分ひとりの力で生きている。その代わり性格が少し傲慢で、自分が１番だと思っている節がある。