容姿・経歴・その他メモ

東欧の小国クロドヴァ出身のロシア系女子。本名マリナ＝クジミナ。
とはいえ、小学校に上がる前から日本で過ごしている為、最早第二の母国と言ってよい。
意識して丁寧な仕草と口調を使う。落ち着いているようで予想外の事態には普通にパニックになる。

性格は生真面目で努力家。
やや完璧主義なきらいがあり、しんどくても外面を取り繕う悪癖がある。
交友関係も意図的に広く取っており、多くの人から信頼されている。（昨年は生徒会副会長だった）

現在高校3年生で、進学の為UGNの活動は意図的に控えている。
将来的には官僚ないし有力な企業の幹部になって、表舞台から仲間を支えるのが目標。
しかし一方で、自分が一線を引いたことで残された仲間に負担が掛かっているのではと引け目を感じている。
総じて、懸命に背伸びをしようとして無理をしてしまう人柄。

2つ下の妹を溺愛しており、何かにつけて構いつけようとする。
一方で妹は姉が無理をすることを心配しており、自分はもう大丈夫だと独立心をアピール。
その為か、自分はもう妹には必要がないのではないかと不安を抱えてしまっている。
（周囲からしてみれば、姉妹どちらもシスコンであり、何を言っているのやら、であるが…）

最近、数年来の友人である鷺乃宮キョウに、婚約しただのなんだのと散々惚気られた。
相変わらず頭が花畑だと呆れる一方で、仄かに羨ましく思ってしまったのは彼女だけの秘密。
結局のところ、背伸びをしても、無理をしても、その心根は何処にでもいる一人の女の子の域を出ない。
人並みに傷つくし、時には投げ出したくなるし、恋だってするのである。


【UGNに入るまでの経緯】
・4歳の頃、両親は鉱毒で死亡し、以来妹と二人でエフェクトを使い生き永らえていた。所謂ハザードチルドレン。
・5歳の頃、妹と共に日本行の飛行機に密航（不可視の領域）。以降、文書偽造等を駆使してストリートチルドレンと化す。
・6歳の頃、エフェクトの乱用で足が付き、UGNにて保護。以降、チルドレンとして養育を受けることに。

【表舞台で活躍しようと思った理由】
・チルドレンとして育っても、きちんとした身分の人間になれるのだと後輩に示したいという思い。
・UGNの理念である、オーヴァードと人間との共存を体現したいという理想。
・かつて公害と戦火に焼かれて何もかもを失った幼い頃の自分への慰め。
・いざという時に妹を守れる、格好良い姉でいたいという矜持。
それらの想いが混在している。

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