容姿・経歴・その他メモ

M市支部所属のエージェント。
表向きはレネゲイドビーイング対策班の実働部隊所属と言う扱いになっているが、厳密には薊が編成している特別諜報班『ヴェリタス』の班長。

元々は平凡な家庭の生まれであり何の変哲もない子供だった彼女だが、その転機は中学生の時に訪れる。
一家全員での外出中、乗っていた乗用車が一台のトラックと正面衝突。
両親と彼女は車に押しつぶされその時点で即死、しかし彼女だけは死亡の衝撃によりレネゲイドウイルスが覚醒。オーヴァードとして生き返ることとなる。当時奇跡の生還としてニュースになるほどだった。
トラックの運転手である男は飲酒運転の容疑で逮捕され、刑務所に入ることとなった。
が、刑務所でのうのうと生きることが許せなかった彼女は、手に入れたオーヴァードの力を用いて殺害することを決意する。
警視庁のデータベースを独学でハッキングできるまでに至った彼女は、犯人の情報を入手。刑務所にいとも簡単に侵入し、男を複数の拷問に掛けた後に殺害する事件を起こした。
その後、オーヴァードの事件としてUGNに逮捕されることとなったが、彼女の能力を聞き付けた薊が彼女の身柄をUGNから買い取る。
過去を消し、名前を変えた現在はM市支部にてエージェントとして働くに至っている。

過去は過去。現在の彼女は高い倫理観を持ち、秩序ある自由を信条に活動している。
クール寄りでサバサバとした性格であり、少し冷たい印象を持たれることもあるが、仕事には真摯であり能力だけで集められた問題児部隊のヴェリタスの中では常識人で苦労人のポジションをほしいままにしている。
独学で手に入れたハッキング能力はさらに磨きがかかっており、部隊内の全員と1人でハッキング能力を競っても圧勝してしまうほどの力を持つ。
基本支部内で仕事をしている他の部隊メンバーと違い、他支部のセキュリティチェックやサーバーメンテナンス、UGN関連企業へのセキュリティシステムの営業など俗に言う外周りと言う仕事が多い。
異世界からの来訪者などでM市支部が危機に陥っていたが、その間諜報部隊は別支部に出張をしており不在だった。

前任務にてヒマリとの良好な関係を築けているため、そのまま参加しろとの薊からの命令で部隊への編入が確定した。
本人も現場仕事は専門外というスタンスを崩してはいないが、別に嫌ではないようだ。

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