容姿・経歴・その他メモ

オンボロビルの一室で何でも屋を営む男。掃除、配達、猫探し、お化け屋敷の下見など金額によるが仕事となれば大体の事はする。
へらっと笑いつつそこそこ気だるげな雰囲気をもっており慣れた客に無茶を言われると自身のことを「おじさん」と呼び無茶をさせないでくれというが、若い子に初手おじさん呼びを喰らうとそこそこに凹む。
稀にあることないことをその場限りで適当に話す時があるので言質としての信用は薄いが行動としての信用は高め。やることはやる派。
この度は依頼として「遺跡の事前調査」が舞い込んできた。どうやら肝試しに使いたいらしいが迷子になるのは怖いらしい。専門家入るって言ったのにな…と思いつつ金欠気味だったので承諾。
「デカい玉とかが転がってきたらどうするかね」と、やや冗談めいた空想をしつつ向かうことになる。

経歴。
大手企業一条グループ、その実態はヤクザの家系に生まれる。
幼い頃から兄と上を目指すことを望まれ、小さな感覚のずれを環境に感じつつも順当に大人になっていった。
しかしある時、契約を強行したい上層部が相手会社の子女を誘拐。その世話/管理を頼まれる。
話しの結末としては相手会社は此方の交渉に乗る振りをして警察に相談。それが組に伝わり子女の殺害を徹が任されるも遂行できず突入してきた警察と組の派手な諍いが起きた。
この事件は新聞にも載ったがそこに一条の名前はなく、ただ子女誘拐/立てこもりの諍いに収められ薬漬けの見知らぬ男が投獄された。
その一件から界隈では裏切り者と呼ばれやや命の危機に陥るも出来のいい兄と父のかなりの恩情により追放に留められた。
苗字を変えたのは色々突っ込まれることが増えたら面倒だからという点のみ。

後日学校帰りの子女とばったり街中で会った際（徹は避けようとしたが子供故に遠慮なく近寄られ）手のひらに収まるサイズのテディベアのキーホルダーを貰った。子女曰く「あの日沢山お話ししてくれたお礼」だそうだ。「随分と純粋なこって。」※思い出の一品

根底に薄く社会への嫌悪とそれを持ったうえで事件を秘匿した嫌悪を抱えながら、日銭を稼ぎつつ細々と人の役に立ったり立たなかったりしている。
レネゲイドウィルスやオーヴァードに関する知識は仕事柄耳に入ったりもするが、関りのない隣人/苦労している外界の人間という認識であまり深く気に留めてはいないし、なんなら聞いたかもしれないが忘れていることも多い。

セッション履歴